
AI副住職くん、寺院の会計・決算・所轄庁提出を一気通貫で自動化
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株式会社菩提樹は、寺院向けDXサービス『AI副住職くん』に、寺務の事務作業をAIエージェントが一気通貫で担う新機能群を追加しました。護持会費や墓地管理費の督促から、会計記帳、決算書の作成、所轄庁への提出期限管理までを自動化します。宗教法人法で義務づけられた決算書類の提出を怠ると過料が科されることがあり、住職の負担軽減が課題となっていました。菩提樹は、AIが宗教法人の事務を一気通貫で自動運営する仕組みは日本初としています。
ポイント
- 1菩提樹がAI副住職くんに寺務自動運営の新機能を追加して提供開始
- 2徴収・会計・決算・所轄庁提出までを一気通貫で自動化する仕組み
- 3住職の承認を必須とし、AIが勝手に送信しない安全設計を採用する仕組み
開発の背景
菩提樹は、全国の寺院を支援する中で、住職が最も疲弊しているのは檀家や参拝者との接点ではなく、誰の目にも触れない裏側の事務であることに気づきました。護持会費や墓地管理費の督促は、顔見知りの檀家にお金を払ってほしいと言い出しにくい仕事です。また、宗教法人法により、すべての宗教法人は毎会計年度終了後4か月以内に役員名簿や財産目録、収支計算書などを所轄庁へ提出する義務があります。これを怠ると代表役員に10万円以下の過料が科されることがありますが、様式が分からない、期限を失念していた、そもそも義務を知らなかったという声が後を絶ちません。税理士に依頼すれば費用がかかり、自分で処理するには専門知識が必要です。菩提樹は、こうした事務の負担をAIエージェントで解消することを目指しました。
檀家台帳と司令塔
寺務の自動運営を支えるのは、AIが読み書きする檀家台帳です。家族構成や続柄、故人の戒名や命日、法要履歴、お布施、墓地管理費などを一元管理します。檀家から相談が届くと、AIがその家の事情を自動で参照して応対します。命日や年忌もAIが自動で算出し、毎朝その日の命日を住職に知らせ、年忌が近い檀家には14日前、7日前、当日に案内を自動で届けます。LINEに未連携の家には郵送用の案内状を用意し、連携の有無で自動的に出し分けます。これらの機能を住職が迷わず使える入口が『AI副住職くんホーム』です。未納の督促、今年の法要、ご案内の下書き、年忌のご案内、住職メッセージ、会計・徴収の事務まで、すべてワンタップでAIに委任できます。
4つの実装
新機能群は、気まずさゼロ徴収、会計・決算・所轄庁提出の自動化、レシートOCRと勘定科目AI、事務のメニューの4つで構成されます。気まずさゼロ徴収では、護持会費や墓地管理費の未納をAIが検知し、住職個人ではなく『◯◯寺 寺務所』名義で、角の立たない案内を段階的に用意します。文面はAIが宗派や関係性に配慮して生成し、催促ではなくご案内のトーンを徹底します。送信は必ず住職のワンタップ承認を経てから届きます。会計・決算・所轄庁提出の自動化では、日々LINEに入るお布施や法要、会費、徴収の入金をAIが宗教法人の勘定科目に自動マッピングして集計します。提出期限が近づくと、根拠つきで住職に通知します。ボタン一つで役員名簿、財産目録、収支計算書を文化庁の様式に沿ったレイアウトで自動作成します。レシートOCRでは、レシートを撮影して送るだけで、AIが日付や金額、店名、品目を読み取り、勘定科目まで自動で判定します。手入力でも『本堂の畳を張り替えた』と書けばAIが『修繕費』へ自動仕分けします。事務のメニューでは、これらの機能をコマンドを覚えずにタップだけで操作できます。
日本初の根拠と品質
会計ソフトや決済サービスは単体では数多くありますが、檀家からの徴収から支出のレシート撮影、収支の自動集計、決算書の自動作成、所轄庁への提出期限の見張りまでを、宗教法人の作法と法令に沿って一気通貫でAIエージェントが自動運営するサービスは、菩提樹の調査では確認できませんでした。新機能群は、実装後に60項目超のエッジケース検証と独立した観点によるコード監査を実施しています。お金の二重処理や帳簿の誤記帳、提出期限の誤判定、不正入力によるクラッシュなどを洗い出し、修正のうえで本番反映しています。
今後の展開
現在は基盤テナントで稼働を開始しており、寺院ごとに会計年度や勘定科目、役員名簿などを設定したうえで、順次利用できます。今後は、税額計算や納付期限カレンダーなど、AIが税務の秘書として踏み込む機能を拡充する予定です。菩提樹は、AIが寺院の事務を静かに支え続けることで、檀家離れと無縁化に歯止めをかけることを目指します。
Q&A
Q. AI副住職くんとは何ですか?
A. 菩提樹が提供する寺院向けDXサービスです。檀家台帳の管理や法要の案内、会計処理など、住職の事務作業をAIが代行します。
Q. 新機能で何ができるようになりますか?
A. 護持会費や墓地管理費の督促から、会計記帳、決算書の作成、所轄庁への提出期限管理までを自動化できます。レシートを撮影すれば勘定科目まで自動で仕分けします。
Q. 督促の連絡はAIが勝手に送信するのですか?
A. いいえ。送信前には必ず住職のワンタップ承認が必要です。また、文面は住職個人ではなく寺務所名義で、催促ではなくご案内のトーンで作成されます。
関連リンク

O!Productニュース編集部からのコメント
督促文面を住職名義ではなく寺務所名義で出すのは気配りが効いてますね。檀家に催促しづらい寺の事情に寄り添った設計だと思います。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部




































