
CAICAテクノロジーズ、AI駆動型開発をCOBOL資産のモダナイゼーションへ拡大
公開日:
株式会社CAICAテクノロジーズは、2026年4月30日に提供開始を公表した「AI駆動型開発」サービスの対象領域を拡大し、COBOLを中心とするレガシーシステムの解析・設計・モダナイゼーション支援に本格適用すると発表しました。金融機関や公共・官公庁など多くの基幹システムでは、COBOLのブラックボックス化や技術者不足が経営課題となっています。同社はシステム開発50年の知見と生成AIを融合し、既存システムの可視化と刷新を支援します。
ポイント
- 1AI駆動型開発サービスをCOBOL資産の解析・設計・モダナイゼーション支援に本格適用
- 2AIエージェントによる高速解析と経験豊富な技術者のレビューを組み合わせて高品質を担保
- 3既に複数の顧客案件でCOBOL資産の解析および設計支援を開始し、適用拡大へ
背景と課題
企業の基幹業務を支えるCOBOLシステムは、現在も金融機関、公共・官公庁、製造業、流通業など幅広い分野で利用されています。しかし、長期間にわたる機能追加や制度対応によってシステム構造が複雑化し、業務ロジックや設計思想を理解できる技術者の減少が進んでいます。また、国内ではメインフレーム環境のサポート終了や維持コストの増加が見込まれており、多くの企業でシステム刷新やモダナイゼーションへの取り組みが加速しています。こうした中、既存システムを安全かつ効率的に解析し、業務影響を最小限に抑えながら改修・移行を進めることが重要な経営課題となっています。
サービスの概要
本サービスでは、AIエージェントを活用し、COBOLを中心とする既存システムに対して、構造解析、業務仕様・設計情報のドキュメント化、改修・保守における影響範囲分析、モダナイゼーション支援、テスト・品質向上支援を提供します。ソースコードや設計書、ジョブ定義、データ定義書などを解析してシステム構造や処理フロー、データ連携関係を可視化し、ブラックボックス化したシステム全体像の把握と属人化の解消を支援します。また、AIが生成した業務仕様書や設計書をCOBOLに精通した技術者がレビューすることで、業務ロジックや運用ノウハウまで反映した高品質なドキュメント整備を実現します。
CAICAテクノロジーズの強み
CAICAテクノロジーズの最大の強みは、AI駆動型開発、システム開発50年で培ったCOBOL開発・保守の実績、経験豊富な技術者によるレビューの3つを融合したサービスを提供できることです。近年、生成AIを活用したシステム開発サービスは増えていますが、AIだけでは業務特有のロジックや長年運用されてきたシステムの背景まで十分に理解することは容易ではありません。同社は金融機関、公共・官公庁、ポイント・決済、EC・通販などの領域で企画から運用・保守まで幅広く対応してきた実績を持ち、AIが出力した解析結果や設計情報を経験豊富なエンジニアがレビューすることで、高い品質と実効性を担保します。
今後の展開
CAICAテクノロジーズは、AI駆動型開発を単なる開発効率化の手段ではなく、企業の既存IT資産を再評価し、DX推進やシステム刷新を支える戦略基盤と位置付けています。今後は、COBOLを中心とするレガシーシステムの解析・設計支援に加え、モダナイゼーション案件への適用を拡大し、開発スピード、品質、保守性を兼ね備えた総合的なシステム開発サービスとして展開します。既に進行中の顧客案件における活用実績を蓄積しながら、金融機関、公共・官公庁、製造業などレガシーシステムを保有する幅広い業界への展開を進めます。なお、本件が株式会社CAICA DIGITALの連結業績に与える影響は、現時点では軽微であると見込んでいます。
Q&A
Q. AI駆動型開発とは何ですか?
A. AIエージェントがCOBOLなどの既存システムを高速に解析し、設計書の生成や影響範囲の分析を行う開発手法です。経験豊富な技術者のレビューを組み合わせて品質を高めます。
Q. COBOL資産のモダナイゼーション支援では具体的に何ができますか?
A. 既存システムの構造解析、業務仕様のドキュメント化、改修時の影響範囲分析、段階的なモダナイゼーション計画の策定、テストケース生成などを一気通貫で支援します。
Q. このサービスはどのような企業に向いていますか?
A. 金融機関、公共・官公庁、製造業、流通業など、COBOLを中心とする基幹システムを保有し、ブラックボックス化や技術者不足に悩む企業に向いています。
関連リンク

O!Productニュース編集部からのコメント
COBOLの解析をAIが担ってくれるのは助かりますね。技術者不足で手が回らなかった基幹系の刷新に踏み切れそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部


























