
Salesforce、乱立するAIエージェントを統制するMuleSoft新機能を提供開始
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株式会社セールスフォース・ジャパンは、AIエージェントの乱立とコスト増大に対応する「MuleSoft Agent Fabric」の新機能群と「MuleSoft Omni Gateway」を日本市場で提供開始しました。企業がAIエージェントを実験段階から本番運用へ移行する際の課題解決を支援します。AIエージェントの一元的な管理とコストの可視化により、安全なスケールを可能にします。
ポイント
- 1SalesforceがAIエージェント統制基盤の新機能群を日本で提供開始
- 2複数プラットフォームに散在するAIエージェントを一元的に発見・連携・統制
- 3AIトラフィックとトークン消費を可視化し、コスト管理とガバナンスを両立
AIエージェントの乱立とコスト増大という2つの課題
AIエージェントは実験段階から実運用段階へ急速に移行していますが、企業は2つの構造的な課題に直面しています。1つはAIエージェントの乱立です。「2026年版 接続性ベンチマークレポート」によると、日本のITリーダーの76%が、AIエージェントが価値よりも複雑さを増すのではないかと懸念しています。もう1つはAIコストの管理です。トークン消費量は4年で24倍に急増すると見込まれており、あるIT企業では社内のAI消費量が18ヶ月で1日10億トークンから270億トークンへ急増したものの、それに見合うビジネスバリューは得られていません。
MuleSoft Agent Fabricの新機能
MuleSoft Agent Fabricは、発見・オーケストレーション・ガバナンス・監視の4層で刷新されました。Agent Scannerにより、Salesforce Agentforce、Amazon Bedrock、Google Cloud Vertex AI、Microsoft Copilot Studioなど既存のエコシステムを継続的にスキャンし、AIエージェントやMCPサーバーをAgent Registryへ自動登録します。Agent Brokerは、複数のAIエージェントをまたぐマルチステップのワークフローを、決定論的な制御とエージェンティックな推論を組み合わせて実行します。Agent Visualizerは、AIエージェントネットワークを可視化するビジュアルマップを提供し、信頼度スコアやボトルネックの検出を支援します。
MuleSoft Omni Gatewayの役割
MuleSoft Omni Gatewayは、AI・APIが既に稼働するあらゆる場所に統合されたガバナンスと可視性を提供します。Federated Visibilityにより、MuleSoft、Kong、Apigee、Azure、AWSの各ゲートウェイにわたり、一貫した可視性と実行時のポリシー適用を実現します。APIをMCPサーバーに数分で変換する機能や、トークン消費状況をリアルタイムで追跡する一元化されたトークン管理も備えています。エンドツーエンドのモニタリングと監査により、AIエージェント間のやり取りを完全にトレースできます。
提供時期
MuleSoft Agent FabricのAgent Scanners、MCP Bridge、Agent Brokerは本日(2026年8月17日)提供開始です。A2A Bridge、MuleSoft Playground、Agentic Mule App Upgradesは2026年第3四半期に提供予定です。MuleSoft Omni GatewayのMCP Bridge、AI Gateway: LLMsは本日提供開始で、モデルウォレットとAgent Kill Switchは2027年第3四半期中に提供予定です。
Q&A
Q. MuleSoft Agent Fabricとは何ですか?
A. 複数のプラットフォームに散在するAIエージェントやMCPサーバーを一元的に可視化・カタログ化し、発見・連携・統制するための製品です。
Q. MuleSoft Omni Gatewayは既存のゲートウェイとどう違いますか?
A. 既存のゲートウェイやプラットフォーム全体にわたり、AI・APIのトラフィックとトークン消費を一貫したポリシーで管理し、コストの可視化とガバナンスを両立します。
Q. AIエージェントのコスト管理はどのように行えますか?
A. Omni Gatewayがトークン消費状況をリアルタイムで追跡し、トークン制限やレート制限を適用することで、IT部門はコストを可視化できます。
関連リンク

O!Productニュース編集部からのコメント
トークン消費が4年で24倍になる見込みなのに、MuleSoftが一元管理してくれるのは助かりますね。AIエージェント乱立時代のコスト可視化、経営層への説明材料として刺さりそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部


















