
アジアクエスト、AIエージェントの業務アクセスを制御する「GAIA」提供開始
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アジアクエスト株式会社は、複数のAIエージェントと社内の業務システムをつなぐアクセス基盤「GAIA Governed AI Access」の提供を開始しました。AIエージェントが増えるほど、どのAIがいつどのシステムにアクセスしたかを把握しにくくなり、権限管理が分散する課題があります。GAIAは、利用者本人の権限の範囲内でAIがデータを参照できるようにし、すべてのアクセスを自動で記録します。AIの権限と操作履歴を一元管理する仕組みとして、企業のアクセス統制に利用できます。
ポイント
- 1アジアクエストがAIエージェントのアクセス基盤「GAIA」を提供開始
- 2権限パススルーで利用者本人の権限範囲内だけにデータ参照を制限
- 3全アクセスの監査ログを自動記録しコンプライアンス対応を支援する基盤
GAIAの主な機能
GAIAは、特定のAIモデルや製品に依存しない中立な基盤として、複数のAIエージェントを安全に管理します。ClaudeやChatGPT、Gemini、Copilotなどに対応し、MCP(Model Context Protocol)という標準仕様に準拠しています。
主な機能として、利用者本人の権限の範囲内でのみAIがデータを参照できる「権限パススルー」があります。これにより、AIに固定の広い権限を与えるリスクを解消します。また、GAIAを経由したすべての情報アクセスを自動で記録し、誰がいつどの権限で何を操作したかを追跡できます。
さらに、Google WorkspaceやMicrosoft Entra IDなどの既存のID基盤と連携し、ユーザーごとにアクセス可能なMCPやデータ、エージェントを管理します。接続先のSaaSや外部システムへの設定も一元管理でき、接続先が増えても構造はシンプルなままです。
権限制御RAGエンジンと横断管理
GAIAには、ドキュメントの参照権限を項目レベルで制御する「権限制御RAGエンジン」が搭載されています。ユーザーの権限に基づき、参照できない項目をマスクして返却するため、機密情報の漏えいを防ぎます。
また、接続先のSaaSやRAGエンジン、自前システムを問わず、単一の管理画面で利用可能なデータとシステム操作をユーザー・ロール単位で制御できます。利用者は「マイアプリポータル」で、自分が使えるアプリケーションやMCPサーバーを一覧で確認し、GAIAへのログイン一つで横断的に利用できます。
「野良AIエージェント」問題への対応
企業のAI活用が進む中、複数のAIエージェントが社内システムに個別接続する「野良AIエージェント」の状態が広がると、どのAIがいつどのシステムにアクセスしたかを把握できず、権限管理も散漫になります。
これにより、セキュリティの観点からAIに「権限を渡しすぎる」か「全く使わせない」かの二択を迫られ、結果的にAI活用が止まってしまうケースが後を絶ちません。アジアクエストは、この問題を解決するためにGAIAを開発しました。
開発の背景と自社実践
アジアクエストは、AIエージェントの急速な普及によりIT人材市場の二極化が加速していると指摘します。コードを書くだけの単純作業はAIに代替される一方、複数のAIを統合しビジネス課題を解決できる高度IT人材の価値が高まっています。
同社は約400名の国内エンジニアを擁し、2025年7月にはAI活用の研究開発部門とAIセキュリティ専門部門を新設しました。GAIAは、この組織変革の過程で生まれ、自社での実践と運用の中で磨き上げられてきたアクセス基盤です。
導入期間と対象システム
GAIAの初期導入は、事前設計、環境構築、データ接続、本番化の4フェーズで進めます。目安として最短6〜7週間での導入が可能です。実際の期間は、お客様の環境によって異なります。
接続対象システムには、Microsoft 365やSlackなどのグループウェア、SalesforceなどのSFA/CRM、ERPや会計・人事システムなどの基幹システム、社内図面や議事録などの蓄積文書が含まれます。
Q&A
Q. GAIA Governed AI Accessとは何ですか?
A. 複数のAIエージェントと社内の業務システムをつなぐアクセス基盤で、利用者本人の権限の範囲内でAIがデータを参照できるようにし、全アクセスを記録します。
Q. GAIAはどのようなAIに対応していますか?
A. Claude、ChatGPT、Gemini、Copilot、ChatGPT Enterprise、独自エージェントなど、特定のモデルに依存せず幅広く対応しています。
Q. GAIAを導入すると何が解決できますか?
A. AIに権限を渡しすぎるリスクや、どのAIが何にアクセスしたか把握できない問題を解消し、安全なAI活用を進められます。
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O!Productニュース編集部からのコメント
利用者本人の権限を引き継ぎ全アクセスを記録できるため、情報システム担当者はAIごとの権限確認と監査を一元化できます。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部


















