
IFS Intelligenceを提供開始、産業データの分析から承認付き業務実行まで支援
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IFSは2026年10月13日、米国で産業用AI製品「IFS Intelligence」の提供開始を発表しました。資産、作業指示、スケジュールなどの業務データを横断して分析し、原因の説明や実行計画を提示します。担当者の承認と企業が定めたルールの範囲で、業務システム上のアクションも実行します。日本語の発表は10月14日付で、製造・資産管理・サービス運用などの現場とシステムをつなぐ用途を示しています。
ポイント
- 1資産や業務システムのデータを横断し、対話で原因分析と次のアクションを提示
- 2Cowork、Loops、Runwayを通じ、承認付き実行・定型業務の移管・システム拡張を支援
- 3企業が設定したルールと権限を適用し、対象ソフトウェアとAI実行回数の条件で提供
業務データから原因と実行案を提示
IFS Intelligenceは、資産、作業指示、スケジュール、過去の履歴などの情報を基に業務の流れを把握します。IFS製品と他社システムのリアルタイムデータを活用し、会話形式の質問に対して、状況の説明や次のアクション案、その根拠となる情報源を示します。
発表では、生産管理担当者が納期遅延のリスクを調べる用途を挙げています。在庫、生産能力、サプライヤーの納入予定、物流の制約などを合わせて確認し、原因と対応案を検討する例です。
実行は承認・権限・ルールの範囲内
IFS Intelligenceが実行するのは、企業があらかじめ定めたルールの範囲内です。 産業用AIの運用基盤「IFS Industrial AI Harness」が、業務の背景情報と管理ルールを適用します。
会話で準備したアクションは担当者が承認して実行する方式です。デジタルワーカーに定型業務を任せた場合も、人の判断や承認が必要になった時点で担当者へ引き継ぎます。
3つの利用方法
発表で示した利用方法は次の3つです。
| 名称 | 主な用途・仕組み |
|---|---|
| Cowork | 会話で原因を調べ、承認を伴うアクションを準備。回答を自動更新する画面Lens、再利用手順Skillとして保存 |
| Loops | 定義した業務をデジタルワーカーへ移管。Studioで作成し、判断・承認が必要な時点で人へ引き継ぎ |
| Runway | 自然言語で記述した要件から、IFSへの移行・設定・機能拡張を支援 |
CoworkはMCPを通じ、Microsoft 365などの連携システムへアクセスします。実際に扱うシステムや操作範囲は、接続環境と企業の管理ルールに応じて確認する必要があります。
ライセンスの対象とAI実行回数
IFS Intelligenceは提供中で、全社利用を対象とする包括ライセンスとして案内しています。利用範囲は、企業がIFSからライセンスを取得している対象ソフトウェアです。発表は、機能別や料金プラン別の差を設けず、全機能を利用できるとしています。
ただし、一定のAI実行回数「AI Executions」が付与され、適正利用の上限があります。利用ごとにポイントを消費するクレジット制とは区別されています。価格や実行回数の具体的な上限値は、発表には記載されていません。
Q&A
IFS Intelligenceとは何ですか?
産業オペレーションの業務データを分析し、対話で原因と実行計画を示すAI製品です。企業のルールや承認に従い、システム上の業務も実行します。
デジタルワーカーは人の判断も代行しますか?
Loopsは、あらかじめ定義した業務を引き受けます。人の判断や承認が必要になった時点で担当者へ引き継ぐ設計です。
包括ライセンスなら無制限に使えますか?
対象はIFSからライセンスを取得したソフトウェアで、一定のAI実行回数が付与されます。機能制限がないことと、利用回数の上限は別の条件です。

O!Productニュース編集部からのコメント
Loopsは判断や承認が必要になると人へ引き継ぎます。現場の定型業務を任せる担当者には、どの判断を自分たちで受け持つか整理する材料になりそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部
