
TIS、AI活用時の情報漏えい対策を支援する「AI対応データ保護管理サービス」を開始
公開日:
TIS株式会社は、生成AIの普及に伴う情報漏えいリスクの高まりに対応するため、「AI対応データ保護管理サービス」の提供を4月21日に開始しました。企業の機密情報を可視化し、不正アクセスや漏えいリスクから保護する体制を強化するワンストップのソリューションです。AIを業務で活用する際のセキュリティ管理に課題を感じている企業にとって、検討の価値がありそうです。
ポイント
- 1オンプレミスからクラウド、AI環境まで横断して機密データを可視化・分類
- 23種類のデータ管理ツールを顧客の環境に合わせてカスタマイズして提供
- 3コンサルティングから運用定着までを一貫して支援する専門チームがサポート
背景と概要
近年の生成AIの急速な普及により、企業が扱うデータの範囲はクラウドやAI環境へと広がっています。これに伴い、情報セキュリティ管理は複雑化し、AI利用時の意図しない機密データの流出が経営上の大きな懸念となっています。TISは、金融や産業など幅広い業界での実績を背景に、こうした課題を解決する新サービスを立ち上げました。
サービスの特長
このサービスは、大きく3つの特長を持っています。
まず、企業内に散在する機密データや個人情報を、AIを活用した内容解析で高精度に検知・分類します。これにより、「誰がどのデータにアクセスできるか」を可視化し、不必要なアクセス権限を自動で是正する仕組みを構築します。オンプレミスからクラウドまでを横断的に保護することで、情報システム部門の運用負担を軽減します。
次に、異なる特長を持つ3種類のデータ管理ツールを組み合わせて提供します。Microsoftサービスとの親和性が高い「Microsoft Purview」、分散したデータを横断的に可視化する「Varonis」、機密情報検知に特化した「すみずみ君」を、顧客の業種や環境に応じて最適にカスタマイズします。
さらに、20年にわたる導入・運用の実績を持つ専門チームが、機密データの定義からAI利用時のルール整備、運用の内製化支援までを一貫してコンサルティングします。単なるツール導入ではなく、投資効果を最大化するための支援が特徴です。
今後の展開
TISは、このサービスについて2030年度までに売上高20億円、15社への導入を目指すとしています。また、AI活用の拡大を見込み、監査や規制対応に関するコンサルティングメニューの充実も図っていく方針です。
Q&A
Q. 「AI対応データ保護管理サービス」とは何ですか?
A. TISが提供する、AI活用時に発生しうる情報漏えいリスクに対応するための総合的なセキュリティ管理サービスです。機密データの可視化から運用定着までを一括で支援します。
Q. 従来のセキュリティ対策と何が違いますか?
A. オンプレミス、クラウド、AI環境など、データが分散・複雑化した現代の環境を横断的に保護できる点が大きな違いです。複数のツールを組み合わせ、環境に応じた対策を提案します。
Q. 具体的にどのような企業が対象になりそうですか?
A. 生成AIを業務で活用し始め、社内の機密情報管理に新たな課題を感じている企業が主な対象です。特に、金融や製造など機密情報を多く扱う業界でのニーズが高まると考えられます。
関連リンク
- https://www.tis.jp/service_solution/AI_DPM/
- https://www.tis.co.jp/
- https://www.tis.co.jp/news/2026/tis_news/20260421_1.html

O!Productニュース編集部からのコメント
3つのツールを顧客環境に合わせて組み合わせる点が実践的ですね。AI導入でセキュリティポリシーの見直しに迫られている情シス担当の負担を、コンサルとツールで分担できるのが良さそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部


関連ニュース

KDDI、EricssonのAIプラットフォームでFYRAの基地局分析rAppを試験運用

ウィルネクスト、キャリアデザインプログラム「Willnext Design」の導入事例を公開

DeNA、社長の思考をAI化する「リーダーズAI」提供開始

アメイジィ、情シス業務を外部チームでまるごと支援する「スマート情シス」を正式リリース

エーエヌラボ、AIが指示書と印刷データを自動照合する「デザインチェッカー」を一般提供開始

パナソニック デジタル、生成AIの要件定義から定着まで支援する新サービスを開始

大阪府八尾市、自治体向け生成AI運用パッケージ「exaBase」を導入

ソルパック、IBM iの運用課題をAIで解決する次世代基盤「i_RODOR_i」を提供開始

パーソルビジネスプロセスデザイン、AI活用の「設計から定着」まで一貫支援する新ソリューションを開始












