
Perplexity、19のAIモデルを自律的に使い分ける基盤「Perplexity Computer」を発表
公開日:
AI回答エンジンのPerplexity AI社は、複数のAIモデルを統合し、リサーチから成果物作成までの一連の作業を自動で実行する新基盤「Perplexity Computer」を発表しました。単一のAIモデルでは最適化が難しい複雑な業務フローを、複数のモデルを組み合わせて処理する仕組みです。AIを単なる回答ツールから、仕事の流れそのものを進める「自律エージェント」へと進化させます。
ポイント
- 119種類のAIモデルを用途に応じて自動で使い分ける
- 2ユーザーが最終成果を指示するだけで、タスクを分解・並列実行する
- 3ファイル操作やWeb検索など、外部ツールも統合して実行可能
複数モデルを「指揮」するAIオーケストレーター
Perplexity Computerは、OpenAIのGPT-5.2やGoogleのGemini、AnthropicのOpusなど、合計19のAIモデルを1つのシステムに統合しています。全体の判断を担うコアモデルが、タスクに応じて最適なモデルを自動的に選択し、実行を指揮します。例えば、深いリサーチにはGeminiを、長文の理解にはGPT-5.2を、画像生成には別のモデルを割り当てるといった具合です。
同社CEOのAravind Srinivas氏は、「モデルは専門化が進んでおり、単一モデルだけでは最良の成果は出せない」と指摘。複数モデルを統合し、タスク横断で実行できるシステムの必要性を強調しました。同氏はこの仕組みを、オーケストラの指揮者に例えて「AIオーケストレーター」と位置付けています。
指示から成果物までを自律実行
この基盤の特徴は、ユーザーが最終的に欲しい成果(例:「新規市場参入の戦略レポートを作成して」)を指示するだけで、システムが自動的にタスクを細分化し、実行することです。必要な情報のリサーチ、データ分析、文章の起草、図表の作成といった一連の作業を、複数のサブエージェントが並行して進めます。ファイルシステムやブラウザでのリアルタイム検索、外部サービスとの連携も可能で、数時間から数ヶ月に及ぶ継続的なワークフローも処理できるとしています。
提供開始と今後の展開
Perplexity Computerは、同社の有料サブスクリプション「Perplexity Max」のユーザー向けに提供が開始されました。企業向けプラン「Enterprise Max」のユーザーも、まもなく利用可能になる予定です。これにより、AIの活用は、単発の質問応答から、ビジネスプロセス全体を自律的に最適化する段階へと移行しつつあります。
Q&A
Q. Perplexity Computerとは何ですか?
A. Perplexityが提供する、複数のAIモデルを組み合わせて、リサーチから資料作成までの一連の作業を自動で行ってくれる基盤です。
Q. 普通のAIチャットと何が違うのでしょうか?
A. 単に質問に答えるだけでなく、ユーザーが最終的に欲しい成果物を指示するだけで、必要な情報収集や編集、出力までを一貫して実行してくれる点が大きく異なります。
Q. 誰が使えるサービスですか?
A. まずは有料プラン「Perplexity Max」の個人ユーザーが利用できます。企業向けプランでも近日提供予定です。
関連リンク
- https://www.perplexity.ai/computer
- https://www.perplexity.ai/products/computer
- https://www.perplexity.ai/ja/hub/blog/introducing-perplexity-computer
- https://www.perplexity.ai/

O!Productニュース編集部からのコメント
19ものモデルを用途で使い分けるオーケストレーションの発想が面白いですね。特定のモデルに依存せず、常に最適な組み合わせで仕事を進めてくれるのは、実務者にとっては心強い味方になりそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部
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