
CTC、自律型AIエンジニア「Devin」の提供を開始
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伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)は、米国Cognition AI社が開発した自律型AIソフトウェアエンジニア「Devin」の提供を開始します。従来のAIはコード補完など部分的な支援が中心でしたが、Devinは設計から実装、テスト、バグ修正までの一連の工程を自律的に実行します。深刻なエンジニア不足に悩む開発現場の生産性向上や、戦略業務へのリソースシフトを後押しするソリューションです。
ポイント
- 1設計からテスト・修正まで、ソフトウェア開発の一連の工程を自律実行
- 2作業過程を可視化し、エンジニアが進捗を確認・指示できる協働型の設計
- 3機密情報保護のためデータ再学習を行わない設定など、企業のセキュリティ要件に対応
開発工程全体を自律化する「Devin」
CTCが提供を開始する「Devin」は、自然言語で指示を与えると、関連情報を読み解き、必要な作業工程を自ら策定します。その後、開発ツールを操作してプログラムの記述からテストまでを進め、不具合を検知すれば原因を特定し、修正が完了するまで改善作業を自動で反復します。
この一連の挙動は画面上で可視化されます。エンジニアは進捗を確認しながら、必要に応じて追加指示を与えることが可能です。AIと人間が協働しながら、作業過程を把握した上で開発を進められる点が特徴です。
セキュリティ要件や導入支援にも対応
企業の機密情報であるソースコードを保護するため、データの再学習を行わない設定や、専用領域(テナント型)での運用にも対応しています。CTCは、ライセンス提供に加え、AIの不適切な判断を防ぐガードレールの設計や、成果物の品質を自動検証する運用プロセスの整備といった導入支援も行います。
同社は、金融や製造業などで培った大規模システムの構築・運用実績を活かし、各企業のセキュリティ要件や開発プロセスに適合したAI活用を推進していくとしています。
Q&A
Q. Devinとは何ですか?
A. ソフトウェア開発の計画から実装、テスト、バグ修正までの一連の工程を、AIが自律的に実行するツールです。
Q. これまでのコード生成AIと何が違いますか?
A. 部分的なコード生成だけでなく、システム全体を把握して作業工程を組み、開発ツールを操作しながら最後までタスクを完結させます。
Q. 誰が主な利用者になりそうですか?
A. エンジニア不足で開発に時間が取れず、新規ビジネス検証などの戦略業務にリソースをシフトしたい企業の開発現場が想定されます。
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O!Productニュース編集部からのコメント
開発工程のほぼ全てをAIが自律実行するというのは、かなり踏み込んだコンセプトですね。進捗を逐一確認・指示できるので、ブラックボックス化せずに使えそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部


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