
homula、AIエージェントに業務知識を実装する支援サービスを開始
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株式会社homulaは、AIエージェントに企業独自の業務知識や手順を実装する「Agent Skills開発・導入支援サービス」の提供を開始しました。AIエージェントは汎用的な知識はあっても、各社固有のルールを知らないため、現場での本格導入が進まない課題がありました。本サービスは、この課題を解決し、社内システムをまたいだ業務の自動化を実現します。
ポイント
- 1業務知識をオープン標準フォーマット「SKILL.md」に変換し、AIエージェントに実装
- 2自社プロダクト「Agens」と組み合わせることで、多様なAI基盤で業務を自動実行
- 3営業レポート作成や請求書処理など、具体的な業務の自動化例を提示
サービス内容と背景
homulaの新サービスでは、同社のエンジニアが2〜4ヶ月かけて、企業固有の業務ルールや承認フロー、社内フォーマットを「Agent Skills」というオープン標準フォーマット(SKILL.md)に変換します。これにより、AIエージェントが企業の「やり方」を正確に理解し、実行できるようになります。
背景には、AIエージェントが「質問に答える」段階から「業務を実行する」段階へ移行する中で、「AIが業務を知らない」という根本的な課題がありました。出力が「おおむね合っているが、そのままでは使えない」状態では、実用化が停滞していたのです。
具体的な自動化の例
サービス導入により、例えば以下のような業務自動化が可能になります。
営業担当者が「先週の実績をまとめて」と指示するだけで、AIがSalesforceからデータを取得、社内フォーマットで集計・レポートを作成し、Google Driveに保存してSlackでチームに共有します。これにより、週2時間かかっていた作業が約30秒に短縮されます。
同様に、経理担当者の請求書処理も自動化できます。メールに届いた請求書をAIが処理し、会計ソフトへの入力から、規定額を超える場合の承認依頼までを自動で行います。
自社プロダクト「Agens」による拡張
homulaが作成するSKILL.mdは、Claude CodeやGitHub Copilotなど26以上の開発プラットフォームで利用可能です。一方、GPTやGeminiなど、多くのエンタープライズ向けAI基盤はSKILL.mdにネイティブ対応していません。
このギャップを埋めるのが、同社の自社プロダクト「Agens」です。Agensは、SKILL.mdに定義された業務手順を、あらゆるAI基盤上で実行可能にする「実行レイヤー」として機能します。200以上の構築済みシステム接続や安全なコード実行環境も提供し、業務自動化の実現性を高めます。
株式会社homula代表取締役の福地峻氏は、「『自社の業務をAIに正しく教える方法』が現場で必要だ」と述べ、コンサルティング終了と同時にAIエージェントが稼働する体験を提供するとしています。
Q&A
Q. Agent Skillsとは何ですか?
A. 企業独自の業務手順や承認ルールを、AIエージェントが理解できる形で記述したオープン標準フォーマットです。これを使うことで、AIが社内の決まりに沿って正確に作業を行えるようになります。
Q. 自社ですべて設定するのと、何が違いますか?
A. homulaのエンジニアが業務ヒアリングからSKILL.mdの作成、システム接続の設定まで一貫して担当します。これにより、社内リソースを割かずに、短期間でAIエージェントを本番環境で動かすことができます。
Q. どのような企業や業務に向いていますか?
A. Salesforceや会計ソフトなど複数のSaaSを使い、定型化された事務作業やレポート作成に時間がかかっている企業の業務自動化に向いています。営業や経理部門の業務効率化が想定されています。
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O!Productニュース編集部からのコメント
営業レポート作成が「週2時間→30秒」になる具体例が印象的です。SKILL.mdというオープン標準を使う点も、特定のAIに縛られない安心感がありそうです。定型業務が多い部署の担当者は、一度業務を棚卸ししてみる価値がありそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部
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