
ソルト関西、Knowfa受注AIエージェントを導入、FAX注文書の自動化へ
公開日:
ユーザックシステム株式会社は、AIが受注業務の判断を再現するサービス「Knowfa 受注AIエージェント」を、食品卸の株式会社ソルト関西が導入したと発表しました。FAX注文書の多様なフォーマットに対応するため、これまで人手に頼っていた確認作業をAIで自動化する取り組みです。テスト環境では月100枚の伝票処理で効果が確認され、本番稼働に向けた最終段階に入っています。
ポイント
- 1ソルト関西がFAX注文書の自動処理に向けKnowfaをテスト導入中
- 2AIがベテランの単位変換や商習慣を学習し、注文書を自動仕分け
- 3テストで月100件の伝票を処理し、ミス削減と担当者負荷軽減に効果
多様な注文書フォーマットへの対応が課題に
ソルト関西は塩製品を中心に幅広い調味料や食品外製品を取り扱う食品卸売企業です。取引先ごとにFAX注文書のフォーマットが異なり、手書きの文字や数字の誤認識が発生するため、AI-OCRの精度に限界がありました。単位の変換や顧客特有の業務ルールはベテラン担当者の経験に依存しており、属人化した暗黙知の継承が難しく、担当者への心理的負担も大きくなっていました。
「新入社員に教える感覚」でAIに業務ルールを指示
ユーザックシステムが提供する「Knowfa 受注AIエージェント」は、従来のAI-OCRとは異なり、読み取りだけでなく、プロンプトで指示した業務ルールに基づいて自動的に判断と処理を行います。単位変換や顧客ごとの商習慣への対応など、ベテランの暗黙知を文書化し、AIに教え込むことで、複雑な注文書にも柔軟に対応できます。例えば、1枚の注文書の中で明細ごとに異なる納品日が指定されている場合でも、Knowfaが自動的に伝票を分割し、基幹システムへ取り込める形に整えます。
テスト環境で月100件処理、ミス削減と負担軽減に手応え
ソルト関西ではテスト環境において月間約100枚の伝票を処理し、その効果を確認しました。Knowfaを介することで、経験の浅い担当者でもベテランと同じ品質とスピードで受注入力が可能になり、人によるばらつきが解消される見通しが立っています。また、システムによる一次処理で転記ミスが抑制され、担当者の心理的なストレス軽減にもつながっています。
RPA連携で受注業務の全自動化へ
現在、ソルト関西はテスト検証を経て本格稼働へ向けた最終段階にあります。今後はKnowfaで処理・出力したデータをRPA「Autoジョブ名人」が基幹システムへ自動取り込みする連携フローを整備し、受注業務全体の自動化を目指します。定型処理から解放された時間を営業フォローや業務改善に充てることで、少子高齢化による将来的な人手不足への対応も視野に入れています。
Q&A
Q. ソルト関西とは何ですか?
A. 塩製品や調味料などを扱う食品卸売企業で、FAX注文書の処理に課題を抱えていました。
Q. Knowfa 受注AIエージェントは何ができるのですか?
A. 注文書を読み取り、単位変換や顧客ごとのルールに基づいて自動で伝票を分割・処理します。
Q. このサービスはどのような企業に向いていますか?
A. 取引先ごとにFAX注文書のフォーマットが異なり、ベテランの暗黙知に依存している食品卸などの企業です。
関連リンク
- https://www.salt-kansai.co.jp/
- https://www.usknet.com/
- https://knowfa.jp/
- https://knowfa.jp/case/20260513-salt-kansai/

O!Productニュース編集部からのコメント
FAX注文書のフォーマット違いや単位変換をAIに覚えさせるのは、属人化解消に効きそうです。食品卸の現場で人手が減る今、導入のメリットは大きいですね。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部


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