
マツリカ、営業の“勘と経験”をAIで科学する「Mazrica Target」を提供開始
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次世代型営業DXプラットフォーム「Mazrica」などを提供する株式会社マツリカは、営業特化型のAI企業データベース「Mazrica Target」の提供を開始したことを発表しました。このサービスは、データ統合からターゲットリストの作成、さらには個別の企業に特化した提案作成までをAIが一気通貫で支援し、営業チーム全体の生産性向上を目指すものです。
ポイント
- 1560万社の企業データベースとSFA/CRMを連携し、アプローチすべき顧客をAIが自動でリストアップ
- 2営業先企業の組織構造やキーパーソン情報をAIが可視化し、提案の精度を向上
- 3企業の最新動向を分析し、「個社特化」の提案内容を1クリックで生成
属人化しがちな営業活動をAIで支援
株式会社マツリカが、2025年11月1日に営業特化型AI企業データベース「Mazrica Target」の提供を開始しました。多くの営業現場では、「どの顧客に、どの商品を、どう話すか」という判断が担当者個人の経験や勘に依存しがちです。また、商談準備のための情報収集に時間がかかり、提案内容が画一的になるという課題も抱えています。
ターゲット選定から提案作成までを自動化
「Mazrica Target」は、こうした課題を解決するために開発されました。国内560万社の企業データと、各社が利用するSFA/CRM(営業支援・顧客管理システム)の情報を統合。AIがアプローチの優先度が高い企業を自動でリストアップするため、営業担当者はターゲット選定にかかる時間を大幅に削減できます。これにより、これまでアプローチできていなかった有望な企業(ホワイトスペース)も瞬時に可視化されるようになります。
AIが“個社特化”の提案を1クリックで生成
このサービスの大きな特徴は、単なるデータ提供に留まらない点です。AIが営業先企業の組織構造や部署ごとの役割、キーパーソンの経歴や関心事までを自動で分析・可視化。これにより、誰が意思決定者で、どの部署にアプローチすべきかを的確に判断できます。
さらに、企業のWeb情報や財務データ、最新の動向などを踏まえ、AIがその企業に特化した提案の骨子を1クリックで生成します。これにより、経験の浅い営業担当者でも、ベテランのように質の高い提案を短時間で作成することが可能になり、チーム全体の営業力の底上げに繋がります。
マツリカは今後も、SFA/CRMとの連携強化やAI活用の推進を通じて、営業の属人化を解消し、より創造的な働き方を支援していく方針です。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
営業の属人化は多くの企業が抱える根深い課題です。単なるデータ提供だけでなく、AIが「個社特化の提案」まで生成してくれるのは画期的ですね。新人教育の効率化や、チーム全体の提案品質の向上にどう繋がるか、今後の導入事例に注目したいです。















