Crossborders Innovation、営業支援AI『CrocoDeal』を発表。商談中にAIが“黒子”として後方支援
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Crossborders Innovation株式会社は、商談中にリアルタイムで営業担当者を後方支援するAI「CrocoDeal（くろこディール）」を開発したと発表しました。商談の流れに応じて、顧客への回答案や質問案をAIが自動生成し、営業担当者だけに表示する新しいセールスツールです。
ポイント
- 1商談中にAIがリアルタイムで「次の発話案」を自動生成
- 2顧客への回答案やニーズを深掘る質問案で対話を後方支援
- 3既存の商材資料だけで利用開始でき、無料トライアルも受付中
Crossborders Innovationが開発した「CrocoDeal」は、商談における営業担当者の強力なパートナーとなるAIツールです。AIが対話の流れをリアルタイムに解析し、顧客への的確な回答案や、よりニーズを深掘りするための質問案、話が弾むような事例などを自動で生成し、営業担当者の画面にのみ表示します。
開発の背景には、営業活動が個人の記憶力や経験に過度に依存しているという課題があります。次々と更新される自社製品の情報や競合の動向に加え、顧客のニーズを引き出す対話力は一朝一夕には身につきません。こうした状況が、曖昧な回答による持ち帰り案件の発生や、一方的な製品説明に繋がる一因となっていました。
「CrocoDeal」は、こうした課題に対し、豊富な商材知識と対話力を兼ね備えたAIが「黒子」のように寄り添うことで解決を目指します。ツールを活用することで、営業担当者が自信を持って具体的な回答ができるようになったり、顧客のニーズを的確に捉えた提案が可能になったりするなど、早期の戦力化が期待できるとしています。
導入にあたって特別な準備は不要で、既存の製品紹介資料やウェブサイトの情報を読み込ませるだけですぐに利用を開始できる手軽さも特徴です。また、共有されたデータはAIの学習には利用されず、外部に表示されることもないなど、セキュリティにも配慮されています。同社は現在、製品サイトにて無料トライアルの申し込みを受け付けています。
引用元：PR TIMES
O!Productニュース編集部からのコメント
商談中にAIが“黒子”として後方支援するという発想がユニークです。特に新人営業が苦手とする「即答」や「質問設計」を補う仕組みとして、教育コスト削減や早期戦力化に直結しそうです。
