
製造現場の技能承継をXRで支援、Meta Heroesが「TAKUMI-XR」提供開始
公開日:
株式会社Meta Heroesは2月24日、製造業の現場課題に特化したXRソリューション「TAKUMI-XR」の提供を開始しました。熟練工の退職による技能の断絶や、若手人材の獲得難といった業界の課題に対し、拡張現実(XR)技術を活用して解決を目指します。製造業のデジタル化に悩む現場担当者にとって、新しい選択肢となりそうです。
ポイント
- 1熟練工の「勘」や「間」を一人称視点の3Dデータとして可視化し、技能を承継する
- 2大型設備を仮想空間で再現するバーチャル・ショールームで、営業活動を支援
- 3採用から教育、効率化まで、製造業の5つの課題をパッケージで解決
背景:熟練工の暗黙知を次世代へ
日本の製造業では、団塊ジュニア世代の熟練工が定年を迎え、長年培われた「技」や「勘」が失われつつあります。Meta Heroesは、この課題に対し、XR技術を「現場の誇りを守り、次世代へつなぐための優しさ」と位置づけ、ソリューション開発に至りました。
5つの支援で現場課題を解決
「TAKUMI-XR」は、製造業のバリューチェーン上の5つの課題に対応するパッケージです。
まず「技能資産化」では、アイトラッキング技術を用いて熟練工の視線や動作を一人称視点の3Dデータとして記録。言葉にしにくい「勘」を、あたかも体感するかのように伝えられます。
営業活動では「バーチャル・ショールーム」を提供。大型設備を仮想空間で再現し、場所を選ばず没入型のプレゼンテーションが可能になります。
その他、ゲーミフィケーションを活用した「採用支援」、仮想空間で試行錯誤できる「デジタルツイン・シミュレーション」、没入型の「教育プログラム」を用意しています。
導入は段階的に、無料相談も受付中
同社代表取締役の松石和俊氏は、「匠の技」をデジタル資産として守り、日本の製造業全体の共通財産にしていきたいと述べています。導入は、無料ヒアリングから始まり、特定のラインでの検証を経て、全社展開へと段階的に進める「伴走型」を採用。オンラインでの無料相談やデモ体験の受付を開始しています。
Q&A
Q. TAKUMI-XRとは何ですか?
A. 製造現場の技能承継や営業活動などの課題を、拡張現実(XR)技術を使って解決するためのソリューション・パッケージです。
Q. 技能の「可視化」とは具体的にどうするのですか?
A. 熟練工が作業する際の「視線の動き」や「動作のタイミング」を計測し、3Dデータとして記録します。これを見ることで、若手は熟練工の視点を体験できます。
Q. どのような企業が導入を検討すべきですか?
A. 熟練工の退職によるノウハウ消失に悩む企業や、大型設備の営業で説明に苦労している企業など、製造現場に具体的な課題を抱える会社に向いています。
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O!Productニュース編集部からのコメント
熟練工の「視線」までデータ化して伝承する発想はユニークです。これまで「感覚で教える」しかなかった領域に、根拠を持った教育方法を持ち込めそうですね。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部


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