
ジンベイ、PC上の業務を自動化するAI-RPA「GenWorker」を提供開始
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ジンベイ株式会社は、書類の読み取りから基幹システムへの入力までをつなぐAI-RPA「GenWorker」の提供を開始しました。ローカルLLMとOS標準OCRを使う処理は社内PCで完結する一方、画像のままの読み取りや画面修復などにはクラウドAIを使用します。定型実行とAIを使う作成・読み取り・修復を分けた設計で、書類入力の自動化や既存RPAからの移行を支援します。
ポイント
- 1ジンベイが書類の読み取りから基幹システム入力までをつなぐAI-RPAを提供
- 2ローカルLLMとOS標準OCRで社内PC処理、画像読取や画面修復はクラウドAI
- 3定型実行の件数ではAI費用が増えず、クラウドAI利用分はクレジットを消費
RPAの現場課題を解決する設計
RPAは業務自動化の手段として広く使われていますが、ロボットを作れる人が限られていたり、画面のレイアウト変更で止まってしまったりする課題があります。また、FAXやPDFの書類を読み取る部分が手作業のまま残るケースも少なくありません。ジンベイはこうした課題を解決するため、AIで「作る」「読む」「直す」を支援し、実行は社内PCで完結するGenWorkerを開発しました。
ローカル処理とクラウドAIの使い分け
同梱のローカルLLMとOS標準のOCRを使う構成では、書類やデータを社外に送らず、インターネットに接続しないPCでも処理できるとしています。WindowsとMacに対応し、サーバーは不要、メモリ16GB以上を推奨します。
一方、画像のままの読み取り、画面の自己修復、AIによる画面操作にはクラウドAIを使用します。操作対象が見つからない場合にAIが探し直し、修正案を残しますが、フローへ反映するかは人が確認して決めます。AI送信先の制限、認証情報のAES-256暗号化、実行履歴にも対応します。
日々の定型実行は決まった手順で動くため、実行件数に応じたAI費用は増えません。ただし、クラウドAIを使う作成・読み取り・修復などはAIクレジットの対象です。
フロー作成と既存RPAからの移行
操作の記録や言葉での依頼によるフロー生成、テンプレートからの開始など、プログラミングの知識がなくてもロボットを作成できます。注文書や請求書から項目と明細を抽出し、基幹システムやExcelへの入力まで一気通貫でつなげられます。WinActorやUiPathのシナリオを変換する機能もあり、変換できない手順は一覧で確認できます。移行前の診断は無償で提供します。
GenWorkerの主な5機能。画像読み取り・自己修復・AIによる画面操作などはクラウドAIのオプションを使用します。出典:ジンベイ
料金と無料体験
公表された料金と体験条件は次のとおりです。
| 項目 | 料金・条件 |
|---|---|
| ライセンス | 1台あたり年45万円(税抜) |
| 初期費用 | 20万円(税抜、初回のみ)、AIクレジット5万円分付き |
| AIクレジット追加 | 10万円単位、ローカルLLM利用時は消費なし |
| 無料体験 | 2週間、PC1台につき1回、クラウドAI1万円分付き |
ライセンスは全機能を含み、作成・実行の台数や業務数による追加料金はないとしています。台数が多い場合は個別見積もりです。
同社が示した主な作業時間の試算例は次のとおりです。
| 業務例 | 導入前の月間作業時間 | 導入後の月間作業時間(試算) |
|---|---|---|
| 注文書の取り込み | 84時間 | 12時間 |
| Excelからの転記 | 64時間 | 7時間 |
導入実績の効果ではなく、同社内の検証に基づく試算です。実際の値は導入時に計測するとしており、各社の条件で同じ削減が得られる保証ではありません。
Q&A
Q. GenWorkerとは何ですか?
A. AIを使うフロー作成や書類読み取りと、PC上の定型操作を組み合わせたRPAです。書類から項目・明細を抽出し、基幹システムやExcelへの入力につなげます。
Q. 全機能をオフラインで使えますか?
A. ローカルLLMとOS標準OCRを使う構成はオフライン処理に対応します。一方、画像のままの読み取り、画面の自己修復、AIによる画面操作はクラウドAIを使います。
Q. 既存RPAからそのまま移行できますか?
A. WinActorやUiPathのシナリオ変換に対応しますが、変換できない手順は一覧で示します。全手順の自動移行を保証するものではなく、移行前診断を無償で提供します。

O!Productニュース編集部からのコメント
変換できない手順を一覧で確認できるのは、既存RPAの移行担当者が、作り直す範囲を事前に見積もる際に役立ちそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部

