
Google Chrome、AIプロンプトを再利用できる「Skills」機能を導入
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Googleは、Chromeブラウザに搭載されているAI「Gemini」で、よく使うプロンプトを保存・再利用できる「Skills」機能の提供を開始しました。これまで、同じようなAIタスクを繰り返す際には毎回プロンプトを入力し直す必要がありました。この新機能により、一度作成したAIへの指示を「ワンクリックツール」として保存し、様々なウェブページで簡単に再利用できるようになります。
ポイント
- 1よく使うAIプロンプトを「Skills」として保存し、ワンクリックで実行可能に
- 2レシピの栄養計算や商品比較など、様々なタスク向けの公式スキルライブラリも提供
- 3Chromeのセキュリティ基盤を継承し、カレンダー追加など特定の行動には確認を求める
繰り返しのAI作業を効率化
Google Chromeのプロダクトマネージャー、Hafsah Ismail氏は、ユーザーがウェブ上でAIを活用して作業を効率化している現状を説明します。しかし、例えば「レシピをビーガン向けに材料を置き換える」といった同じようなタスクを別のページで行う場合、毎回同じプロンプトを入力する手間がありました。
新機能「Skills」は、この手間を解消します。ユーザーが繰り返し使いたいプロンプトをチャット履歴から直接「Skill」として保存できます。次に必要になった時は、Geminiの入力欄でスラッシュ(/)を打つかプラス(+)ボタンをクリックし、保存したSkillを選択するだけです。Skillは現在表示しているページや、選択した他のタブに対して実行されます。
公式ライブラリとユーザーのカスタマイズ
Googleは、一般的なタスク向けにあらかじめ作成された「Skills」のライブラリも提供開始しました。例えば、オンラインで見ている商品の成分を分析したり、予算と相手の興味を照らし合わせて最適な贈り物を選んだりするSkillが含まれています。ユーザーはライブラリから気になるSkillを追加して試すことができ、必要に応じてプロンプトを編集してカスタマイズすることも可能です。
セキュリティとプライバシーへの配慮
Skills機能は、Chromeのセキュリティとプライバシー保護の基盤の上に構築されています。Geminiでのプロンプトと同様の保護策が適用され、例えばカレンダーに予定を追加したりメールを送信したりするような特定の行動の前には確認を求めます。自動化されたレッドチーミングや自動更新機能など、Chromeの多層的な保護の恩恵も受けます。
この機能は4月14日より、Chromeデスクトップ版のGeminiで順次提供が開始されています。保存したSkillsは、ログインしているどのChromeデスクトップ端末でも利用可能です。
Q&A
Q. Chromeの「Skills」とは何ですか?
A. ChromeのAI「Gemini」でよく使うプロンプト(指示文)を保存し、ワンクリックで繰り返し実行できるようにする機能です。
Q. どんなことに使えそうですか?
A. 記事の要約作成や、複数タブで開いた商品の仕様比較、レシピの栄養計算など、ウェブ閲覧中に繰り返し行うAI作業の効率化に役立ちます。
Q. 誰でもすぐ使えますか?
A. 提供開始に伴い、Chromeデスクトップ版のGeminiで順次利用可能になります。公式が提供するライブラリからすぐに使えるSkillも追加できます。

O!Productニュース編集部からのコメント
プロンプトを「ツール化」して保存できる発想は実用的ですね。毎回同じような指示を打ち直している作業があれば、試してみる価値がありそうです。
引用元:Google
この記事の著者
O!Productニュース編集部
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