
社内の情報検索をAIで効率化。「Copilot Studio エージェント構築ガイド」無料配布開始
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ユースフル株式会社は、社内の情報検索や問い合わせ対応を自動化する「ナレッジ検索ボット」の作り方を解説した「Copilot Studio エージェント構築ガイド」の無料配布を開始しました。プログラミング不要で自社専用のAIエージェントを構築する手順を、図解で分かりやすく紹介しています。
ポイント
- 1多くの従業員が抱える「情報検索」の非効率という課題に対応
- 2ノーコードで社内ボットを構築できるMicrosoft Copilot Studioを活用
- 3SharePointの準備からボット公開まで、全手順を完全図解で解説
従業員の6割が「探す時間」に課題感
Microsoft社の調査によると、従業員の62%が「情報検索に多くの時間を費やしすぎている」と感じているといいます。社内規定やマニュアルが様々な場所に分散していることで、必要な情報を探す時間や、人事・総務などへの定型的な問い合わせ対応が、組織全体の生産性を低下させる一因となっています。こうした課題の解決策として、自社ナレッジを学習させた専用AIを構築できる「Copilot Studio」への期待が高まっています。
ノーコードでAIボットを構築できる「Copilot Studio」
Copilot Studioは、Microsoftが提供するローコード/ノーコードのAIエージェント作成ツールです。大きな特徴は、SharePointやExcelといった社内の既存データを知識ベースとしてAIに接続させやすい点にあります。このため、プログラミング経験のない担当者でも、よくある問い合わせに自動で回答するボットなどをスムーズに構築し、社員が自ら回答を見つけられる環境を整えることが可能です。
全手順を図解したガイドを無料配布
今回、ユースフルが無料配布を開始した「Copilot Studio エージェント構築ガイド」は、このCopilot Studioを活用し、「社内ナレッジ検索ボット」を構築する全プロセスを図解で解説するものです。具体的には、土台となるSharePointリストの設計から、Copilot Studioでのエージェント作成、ナレッジの接続、テスト、そして組織内への公開までの一連の流れをステップごとに紹介。ガイドを参照することで、誰でも自社でAIボットを実践できる内容となっています。
ユースフルは本ガイドの提供を通じて、AIを単に「使う」だけでなく、自社の業務に合わせて「育てる」という体験を広げたい考えです。同社は今後も、法人研修やコンテンツ開発を通じて、AIによる業務改善を社会に浸透させる取り組みを加速させるとしています。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
AIを「使う」から「育てる」というフェーズへの移行は、まさにDXの次の一歩ですね。専門家でなくても現場の担当者がAIをカスタマイズできる環境が、本当の意味での業務効率化につながりそうです。

















