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AlpacaTech、複数AIを競争させる新基盤「MixSeek」を提供開始
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AlpacaTech、複数AIを競争させる新基盤「MixSeek」を提供開始

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SBIグループ傘下のAlpacaTech株式会社が、企業のAI活用を推進する新たな技術基盤「MixSeek」の提供を開始しました。この基盤は、単一のAIモデルに頼るのではなく、ChatGPTやGeminiなど複数のAIを競争させ、最も優れたアウトプットを自動で選抜する「コンペ型」の仕組みが大きな特徴です。

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ポイント

  • 1
    ChatGPTやGeminiなど複数のAIを競争させ、最良の結果を自動で選ぶ「コンペ型」
  • 2
    企業の保有データと連携し、目的に応じてカスタマイズが可能
  • 3
    データ分析による施策の提案から、高度なファクトチェックまで多様な用途を想定

AlpacaTech株式会社が提供を開始した「MixSeek」は、データサイエンティストやエンジニア向けのAI活用技術基盤です。最大の特徴は、OpenAIのChatGPT、GoogleのGemini、AnthropicのClaudeなど、性能の異なる複数の生成AIエージェントを同一の課題に対して競わせる点にあります。評価エージェントが各AIの出した結果を分析し、自動で最良のものを選択するため、ユーザーは常に質の高いアウトプットを得ることができます。

この基盤は、Snowflakeなどのクラウド上で動作し、導入企業の保有データを連携させてカスタマイズすることが可能です。これにより、各企業の固有の課題や目的に沿った利用が実現します。想定される用途は幅広く、事業データの分析を通じた施策の提案、情報の真偽を確かめる高度なファクトチェック、あるいはペルソナ分析による社内施策の検証など、多岐にわたります。

AlpacaTechは、日本のデータ分析コミュニティとの連携強化を目指し、基盤のフレームワークの一部を「mixseek-core」としてGitHub上で公開しています。また、2025年12月26日にはオンラインイベントを開催し、「MixSeek」の詳細や、同基盤を用いて生成された投資戦略の紹介などを行う予定だということです。

同社は今後も「MixSeek」の研究開発を推進し、導入企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援していく方針を示しています。

引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部からのコメント

単一のAIに頼るのではなく、AIの"チーム"を使いこなす時代が来そうです。どのAIが最適かを自動で選んでくれるのは、現場にとって心強い味方になるのではないでしょうか。今後の企業におけるAI活用のスタンダードになる可能性を感じます。

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