「ENSOU AI」が進化、チャット指示でWordやパワポ資料を自動作成
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法人向け生成AIプラットフォーム「ENSOU AI」に、Word・Excel・PowerPoint形式でファイルを出力するAIエージェント機能が加わりました。株式会社Digeonが発表したもので、これにより、チャットでの指示を元にAIが業務で使える資料を直接作成することが可能になります。
ポイント
- 1チャット指示だけでWord・Excel・PowerPointの資料を直接生成
- 2情報整理だけでなく、成果物作成までを担う「AIエージェント」へ進化
- 3新機能はフリープランからでも利用可能
株式会社Digeonは、同社が提供する法人向け生成AIプラットフォーム「ENSOU AI」において、Word・Excel・PowerPoint形式でのファイル出力に対応したAIエージェント機能を正式にリリースしました。この新機能により、ユーザーはチャットで指示するだけで、AIが業務目的に応じた成果物を自動で生成します。
これまで、生成AIの活用現場では「AIが出力したテキストを、結局WordやExcelに転記して仕上げる作業が残る」といった課題がありました。今回のアップデートはこうした声に応えるもので、AIが情報を検索・整理するだけでなく、報告書や集計表、提案資料といった最終的なアウトプットまでを直接作成する「実行役」を担います。
具体的な活用例として、Wordでは会議の議事録や企画書のドラフト作成、Excelでは複数データからの集計表や管理表の作成が挙げられます。また、PowerPointでは企画内容に基づいた提案資料や社内報告用のスライド作成を自動化でき、資料作成にかかる工数を大幅に削減できるとしています。
同社は、今回の機能を「チャットAI」から業務を遂行する「AI Agent」への進化の第一歩と位置付けています。将来的には、ユーザーが細かく手を動かすことなく、AIが自律的に業務を遂行する「Zero Touch Automation（ゼロタッチ・オートメーション）」の実現を目指すとのことです。なお、今回追加されたAIエージェント機能は、メールアドレスのみで登録できるフリープランでも利用できます。
引用元：PR TIMES
O!Productニュース編集部からのコメント
生成AIが「相談相手」から「実務担当者」へと進化する流れを象徴する機能ですね。資料作成の「たたき台」はAIに任せ、人間はより創造的な部分に集中する。そんな働き方が当たり前になる日も近いかもしれません。
