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ヴィンクス、小売の“現場力”を底上げする生成AIプラットフォーム「Retail Brain™」を発売
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ヴィンクス、小売の“現場力”を底上げする生成AIプラットフォーム「Retail Brain™」を発売

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株式会社ヴィンクスは、流通・小売業の店舗や本部の生産性向上を支援する生成AIプラットフォーム「Retail Brain™」の提供を開始しました。人手不足やオペレーションの複雑化といった業界の課題に対し、Microsoftの最新AI技術と各社の業務データを連携させることで、現場の業務効率化と迅速な意思決定を後押しします。

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ポイント

  • 1
    小売現場の課題である人手不足や業務複雑化の解決を目指す生成AI基盤
  • 2
    自社のPOSや基幹システムのデータとMicrosoftのAI技術を連携
  • 3
    今後、業務に特化した「AIエージェント」を順次追加できる拡張性

現場の判断を高速化する「拡張可能なAI基盤」

ヴィンクスが発表した「Retail Brain™」は、同社が提供するPOSシステム「ANY-CUBE®」や基幹システム「MDware®」などの業務データと、Microsoftの生成AIテクノロジーを組み合わせて活用できるプラットフォームです。原価高騰や人手不足といった小売現場が抱える課題に対し、データの連携を通じて“判断のスピード化”と“現場の自律化”を支援することを目的としています。

業務を代行する「AIエージェント」を順次提供へ

このプラットフォームの大きな特徴は、今後、業務に特化した「AIエージェント」をアドオン(追加機能)として順次提供していく点にあります。例えば、店舗のチーフ向けには、データ分析を通じた業務判断の迅速化や、在庫ロス低減をサポートする「チーフ支援エージェント」が予定されています。

また、店舗の従業員向けには、商品陳列やPOP作成、顧客からの問い合わせ対応などを支援する「従業員支援エージェント」の提供も計画されており、現場の負担を軽減し、接客に集中できる環境づくりを目指します。このほか、導入企業のデータやシステムに合わせた個別のAIエージェント開発も可能とのことです。

価格と今後の展開

「Retail Brain™」のサービス利用料は月額50万円(税別)からで、初期導入費用は個別見積もりとなります。ヴィンクスは、本サービスを2026年3月に開催される「リテールテックJAPAN」にも出展する予定です。日本マイクロソフトをはじめ、複数のパートナー企業からも期待のコメントが寄せられており、AI技術を活用した小売業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速させる取り組みとして注目されます。

引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部からのコメント

AIが単なる対話相手ではなく、具体的な業務を担う「エージェント」として現場に入り込む動きが加速していますね。特に人手不足が深刻な小売業界で、専門知識を持つAIがどこまで業務を効率化できるのか。今後の展開が楽しみです。

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