
川口弘行合同会社、自治体向けAIファイル整理システム「procureTech StorageManager」を提供開始
公開日:
川口弘行合同会社は2月27日、自治体向けのAIエージェント・ファイル管理支援システム「procureTech StorageManager」の提供を開始しました。多くの自治体で課題となっている、ファイルサーバーの容量逼迫やデータの散在を解決するソリューションです。ローカルAIを活用することで、庁内の膨大なファイルを自動で分析・整理し、業務効率化とデータ活用の基盤を整えます。
ポイント
- 1庁内ファイルサーバーを夜間に自動スキャンし、AIが内容を分析・分類
- 2個人情報の自動検知や機密性の分類で、セキュリティリスクを低減
- 3整理したデータを活用し、AIエージェントとの対話で報告書などを作成可能
ファイルサーバーの「ゴミ箱化」を解決
多くの自治体では、セキュリティポリシーによりファイルサーバーにデータを保存する必要があります。その結果、個人名のフォルダや出所不明のファイルが混在し、サーバーが事実上の「ゴミ箱」と化しているケースが少なくありません。また、生成AIの活用を目指しても、データが整理されていないため、十分な効果が得られないという課題がありました。
ローカルAIで庁内完結、機密情報も安心
「procureTech StorageManager」は、オンプレミスサーバーとローカルAI(GPT-OSSなど)を活用します。外部クラウドにデータを送信しないため、情報漏洩のリスクなく、機密性の高い情報も安全に処理できます。LGWAN(地方公共団体情報通信ネットワーク)環境での運用にも対応しています。
AIがファイルを分析し、業務を直接支援
このシステムの核となるのは、AIエージェントによるファイルの自動分析です。夜間にサーバーをスキャンし、テキストファイルはもちろん、画像やスライドの内容も解析して文章で説明し、検索可能な状態にします。さらに、ファイルに含まれる個人情報を自動検知したり、機密性のレベルをAIが分類したりする機能も備えています。
整理されたデータは、AIエージェントによる文書作成支援に活かせます。職員がAIと対話することで、収集した庁内データを基に報告書や業務マニュアルを効率的に作成できます。代表社員の川口弘行氏は、自治体CIO補佐官などの経験から得た知見を活かして本製品を開発しました。
外部システムとの連携や柔軟な導入形態も
クラウドストレージ(S3、SharePoint等)や文書管理システム、AIワークフロー(Dify、n8n等)との連携が可能です。MCP(Model Context Protocol)接続により、庁内データを流用した起案文書の作成も実現できます。価格は自治体向けに製品自体は無償で、導入支援や機器費用は別途です。今後はクラウド版やLGWAN-ASP版の提供も計画されています。
Q&A
Q. procureTech StorageManagerとは何ですか?
A. 自治体のファイルサーバーに散らばったデータを、ローカルAIが自動で分析・整理し、業務改善や文書作成を支援するシステムです。
Q. 普通のファイル管理ツールと何が違いますか?
A. 単なる整理だけでなく、ファイル内容をAIが理解して分類し、そのデータを基にAIエージェントが報告書の作成を直接支援できる点が特徴です。
Q. セキュリティ面は大丈夫ですか?
A. 外部クラウドを使わず庁内のサーバーとローカルAIで処理するため、機密情報を外部に送信するリスクがありません。
関連リンク

O!Productニュース編集部からのコメント
ファイルサーバーを使えるナレッジに変えるという発想が実用的です。特に、AIで整理したデータをそのまま文書作成に活かせる流れは、職員の作業負荷を大きく減らせそうですね。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部
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