
自治体の審査業務をAIが“事前審査”、トヨクモクラウドコネクト「申請補助AI」を正式提供
公開日:
トヨクモクラウドコネクト株式会社は、自治体の給付金や補助金などの申請業務における審査プロセスの一部を自動化する「申請補助AI」を正式にリリースしました。人手不足や一時的な業務集中に悩む自治体の現場を支援するため、AIが申請書類の“下ごしらえ”を担い、審査業務全体の効率化を目指すソリューションです。
ポイント
- 1AIが申請書類の不備チェックや修正依頼を自動で行う「事前審査」機能
- 2実証実験では、AIによる審査結果の97%以上が「問題なし」と確認
- 324時間365日稼働し、住民の利便性向上と職員の負担軽減を両立
トヨクモクラウドコネクトが提供を開始した「申請補助AI」は、給付金や補助金などの申請において、人間による一次審査の前段階を担うサービスです。AIが申請書類と本人確認書類の整合性チェックや不備の抽出、申請者への修正依頼までを自動で実行。これにより、職員は修正が完了した状態の申請から審査に着手でき、業務負担の大幅な軽減が期待されます。
このソリューションは、正式リリースに先立って福岡県須恵町と共同で実証実験が行われました。その結果、AIが出力した審査結果のうち97%以上が、人間の目視でも「問題なし」と確認される高い精度を示しました。また、対象となった申請の約6割が夜間や休日など役所の開庁時間外に行われたものでしたが、AIが即座に対応することで、住民は時間を選ばず安心して申請でき、職員は翌朝には整理された状態で審査を開始できるというメリットが確認されています。
「申請補助AI」は、事業ごとに異なる要綱に応じて審査ルールを柔軟に設定できるほか、再審査が必要となりうる申請をスコア化して職員の判断を助ける機能も備えています。セキュリティ面でも、個人情報をAIの学習データとして利用・蓄積せず、国内のデータセンターで処理後に即時削除する安全な設計を採用しているとのことです。
サービスは、同社の「給付金パック」や「補助金パック」へのオプション機能として提供されます。サイボウズ株式会社やトヨクモ株式会社からも、既存の業務改善ツールとの連携による相乗効果に期待を寄せるコメントが発表されており、自治体DXの新たな選択肢として注目されそうです。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
AIが下ごしらえをし、人間が最終判断に集中する。この役割分担は、行政だけでなく多くの業界で参考になりそうです。住民サービスの質とスピード向上に直結するだけに、今後の普及に期待したいですね。
この記事の著者
O!Productニュース編集部


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