
AIファクトリー、政府の重点17分野に対応。日本の産業DX・GXを加速
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AIデータ株式会社は、同社が提供するAI基盤「AIファクトリー」において、日本政府が掲げるGX(グリーントランスフォーメーション)やDX、安全保障などを含む「重点17分野」への対応マッピングを正式に発表しました。これにより、78業界に対応するAI群をさらに拡充し、日本の重要分野におけるAI活用を本格的に支援していく方針です。
ポイント
- 1政府が掲げる「重点17分野」にAI基盤が対応
- 278業界に対応するAIテンプレートで、属人化などの現場課題を解決
- 3量子技術やバイオ、防衛など、国の成長戦略の中核を担う分野をカバー
AIデータ株式会社は、企業の現場が抱える属人化や紙文化、データの散在といった課題解決を支援するAI基盤「AIファクトリー」が、日本政府の定める「重点17分野」に対応したことを明らかにしました。このマッピングにより、日本の産業DX(デジタルトランスフォーメーション)やGX(グリーントランスフォーメーション)をAIで加速させる産業インフラとしての展開を本格化させます。
今回の発表の背景には、政府が成長戦略の中核と位置づける半導体やライフサイエンス、防衛・宇宙、通信インフラなどの分野で、AIやデータの利活用による高度化が急務となっていることがあります。AIデータ社はこの潮流を受け、AIファクトリーが持つ業界テンプレートを各重点分野と対応付けることで、包括的な支援を目指すとしています。
「AIファクトリー」は、同社の生成AI内製化システム「AI孔明 on IDX」を基盤とする産業特化型のAIプラットフォームです。最短1日で現場に導入できる手軽さに加え、業界のガイドラインを反映したAIテンプレートを提供。DX推進はもちろん、GXやコンプライアンス対応まで幅広くカバーするのが特徴です。
具体的には、「量子テクノロジー向け」「合成生物学・バイオ分野向け」「防衛産業向け」といった、各重点分野に特化した生成AI統合システムがラインナップされています。同社は今後、これらのホワイトラベルAI群を順次拡大し、国内外のパートナーと共に日本発の産業AIインフラモデルの確立を目指すとしています。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
国策レベルの大きな課題に対し、民間から具体的なAIソリューションが登場した意義は大きいですね。各産業の現場で、こうしたテンプレート型のAIがどのように活用され、成果を出していくのか、今後の実証プロジェクトの動向に注目です。


















