
SalesNow、営業特化型「SalesNow AI Agent」構想を発表。1400万件のデータで生産性向上へ
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AI企業データクラウド「SalesNow」を提供する株式会社SalesNowが、営業現場に特化したAIエージェント「SalesNow AI Agent」構想を発表しました。多くの企業で課題となっている営業の生産性向上に対し、同社が持つ国内最大級の企業データを基盤に、営業の働き方を根本から変えることを目指します。
ポイント
- 1営業担当者の企業理解や提案設計といった知的業務をAIが代行
- 21,400万件超の企業データと顧客データ、営業ノウハウを統合しAIを駆動
- 32025年度冬より順次β版機能の提供を予定
株式会社SalesNowは、営業担当者が日々行っている企業理解、提案設計、意思決定支援といった知的業務の一部をAIが担う「SalesNow AI Agent」構想を明らかにしました。これにより、営業担当者がより創造的な活動に集中できる環境を整え、営業組織全体の生産性向上を図るとしています。
この構想の背景には、日本企業が長年抱える生産性の課題があります。特に営業現場では、業務が属人化しやすく、情報処理の負担が大きいことが指摘されてきました。同社は、AIの活用が広がる現代において重要なのは「どのAIを使うか」ではなく「AIがどんなデータを基に動くか」であるとし、独自のデータ基盤を活かした解決策を打ち出しました。
「SalesNow AI Agent」の最大の特徴は、3つの異なるデータとナレッジを統合する点にあります。具体的には、①顧客企業が持つCRMやSFAのデータ、②SalesNowが保有する国内No.1となる1,400万件超の企業・組織データ、そして③累計700社以上の営業支援で培った同社の知見とベストプラクティスです。これらを掛け合わせることで、AIが単なる情報処理だけでなく「営業の文脈を理解して判断できる」仕組みの実現を目指します。
SalesNowによると、本構想はすでに一部のエンタープライズ企業との共同検証プロジェクト(PoC)が進行しており、2025年度冬から順次β版機能の提供を予定しているとのことです。同社の村岡功規代表取締役は、「データとAIの力で、営業がより速く、深く、確実に顧客を理解できる世界をつくっていく」とコメントしています。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
多くのAIエージェントが登場する中、SalesNowの強みはやはり1400万件の企業データ基盤でしょう。汎用的なAIではなく、営業に最適化されたデータで動くAIがどこまで現場の業務を変えるのか、今後の展開に注目です。





















