
KARTEの顧客データを活用、プレイドグループがAI時代のサポートプロダクト「QANT」発表
公開日:
株式会社プレイドのグループ会社であるRightTouchが、カスタマーサポート領域の新プロダクト群「QANT(クアント)」の提供を開始しました。AIとデータを活用し、企業の顧客対応を進化させる狙いです。
ポイント
- 1既存のサポートツールを「QANT」として刷新・統合
- 2AI機能とプロダクト間の連携を強化し、対応を高度化
- 3プレイドのデータ基盤「KARTE」を活用し、企業の独自データをAIに学習
プレイドのグループ会社で、データとAIによるカスタマーサポート変革を目指すRightTouchは、新プロダクト群「QANT(クアント)」の正式提供を開始したと発表しました。これまで提供してきたエンタープライズ企業向けの各プロダクトを刷新し、「QANT」ブランドの下で統合。AI機能やプロダクト間の連携を強化していく方針です。
この動きの背景には、AI技術の飛躍的な進化があります。AIに学習させるデータの質と量が企業の競争力を左右する時代となり、ウェブサイトの訪問履歴といった企業独自のデータ(1st Party Customer Data)の価値がこれまで以上に高まっています。
新プロダクト群「QANT」は、プレイドが提供するCX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE」のデータ解析基盤を活用します。これにより、KARTEに集まる国内最大級の顧客データをAIの学習に活かし、より精度の高い顧客サポートの実現を目指すとしています。
プレイドグループは、このデータ基盤をグループ全体の強みと位置づけています。今後はマーケティング領域にとどまらず、AI技術を事業活動の幅広い分野に応用することで、企業の価値創造と顧客体験の向上を支援していく考えです。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
AI活用が広がる中、差別化の鍵はやはりデータです。KARTEが持つ顧客データ基盤とAIがどう組み合わさり、新しい顧客体験を生み出すのかなど今後の展開に注目したいですね。