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TKC、会計向けAIエージェント「FXエージェント」「OMSエージェント」を発表
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TKC、会計向けAIエージェント「FXエージェント」「OMSエージェント」を発表

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株式会社TKCは、2026年5月27日、中小企業向けクラウド会計システム「FXクラウドシリーズ」用のAIエージェント「FXエージェント」と、税理士・公認会計士向け業務管理システム「OMSクラウド」用のAIエージェント「OMSエージェント」を発表しました。両エージェントは、税理士法が定める守秘義務や個人情報保護法に対応し、関与先企業のデータを安全に扱うための設計が施されています。2026年7月にプロトタイプを公開し、同年9月末から本格提供を開始する予定です。今回の発表は、会計事務所の業務品質と効率をAIで高めつつ、法令順守をシステム設計に組み込むというTKCの方針を示すものです。

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ポイント

  • 1
    TKCが「FXエージェント」「OMSエージェント」を発表し、会計・税務業務を支援
  • 2
    設計段階からデータ保護を組み込むGovernance by Designを採用
  • 3
    AIの提案は必ず人間が確認・承認するHuman in the Loopを実装

提供される2つのAIエージェント

FXエージェントは、中小企業向けのクラウド会計システム「FXクラウドシリーズ」に組み込まれたAIエージェントです。日々の仕訳入力の自動化や、過去の確定済み仕訳パターンの参照、経営計画の策定支援など7つの機能を提供します。一方、OMSエージェントは、税理士・公認会計士向けの業務管理システム「OMSクラウド」に組み込まれ、巡回監査の効率化や財務分析支援、関与先企業からの問い合わせに対する回答ドラフトの生成などを行います。いずれも単独の新サービスではなく、既存のTKCシステム内で動作する設計です。

データ保護を設計に組み込むGovernance by Design

TKCは、AIエージェントの設計にあたり「Governance by Design」の考え方を採用しました。これは、関与先企業の財務・給与・税務といった秘匿性の高いデータを保護する仕組みを、運用ルールではなく製品アーキテクチャ自体に組み込むものです。両エージェントはシステム内部でのみデータを処理し、外部にデータが流出する経路を設計上存在させません。基盤にはMicrosoft Foundryを採用し、エンタープライズグレードのアクセス制御や暗号化、監査ログ機能を備えています。

必ず人間が確認するHuman in the Loop

FXエージェントとOMSエージェントは、AIが自律的に業務を完結させるのではなく、税理士や経理担当者による確認・承認のプロセスを組み込んでいます。AIの役割は論点の整理や一次処理に限定され、税務・会計上の最終判断や助言内容の決定は人が行います。特に仕訳生成においては、過去に税理士が正確性を確認したパターンのみを参照し、不確実な推論を避ける設計です。また、確認作業を通じて確定した仕訳パターンがAIの参照対象に追加される学習ループも機能し、継続的な精度向上につなげます。

基盤技術と今後の展開

両エージェントの基盤にはMicrosoft Foundryが採用されています。入力データや生成結果が他顧客やモデル提供事業者に共有されず、モデル学習にも使用されない設定が可能で、データ所在地を国内に限定したデプロイにも対応します。これはTKCの「Governance by Design」の思想に合致する選択です。提供スケジュールとしては、2026年6月にOMSエージェントの一部機能が先行提供され、7月にプロトタイプ公開、9月末から本格提供が開始されます。プロトタイプ段階では一部のTKC会員事務所による先行体験を通じて、現場の声を改善に反映させていくとしています。

Q&A

Q. FXエージェントとは何ですか?

A. TKCが中小企業向けに提供するクラウド会計システム「FXクラウドシリーズ」に組み込まれたAIエージェントで、仕訳入力の自動化や経営計画の策定などを支援します。

Q. TKCのAIエージェントは一般の生成AIと何が違いますか?

A. 関与先企業のデータをシステム内部のみで処理し、外部に流出させない設計で、税理士の判断を支えることを目的としています。

Q. Human in the Loopとはどのような仕組みですか?

A. AIの提案を税理士や経理担当者が必ず確認・承認し、最終判断は人が行うことで業務品質を保つ仕組みです。

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O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部からのコメント

仕訳の自動化だけじゃなく、AIの提案を人間が確認する流れまでシステムに組み込んであるのは安心感がありますね。会計事務所の現場に無理なく入っていけそうです。

引用元:PR TIMES

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この記事の著者

O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部は、IT・SaaS・AI業界のニュースをリアルタイムに解析・発信するメディアチームです。ビジネス向けのプロダクトに関する最新情報をなるべく分かりやすく簡潔にまとめてニュースを提供します。
「日本のすべての企業に、AIトランスフォーメーションを。」をミッションに掲げているGigantic Technologies株式会社によって運営されています。
AIに精通し、2017年設立時から企業のDX支援に取り込んでおり、十分な実績とノウハウを元に情報を発信しています。
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