Kioku、『Nani !?』を公開、複数訳と解説で自然なコミュニケーションを支援
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Kioku、『Nani !?』を公開、複数訳と解説で自然なコミュニケーションを支援

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合同会社Kiokuが、ネイティブスピーカーに相談するように使える新しいAI翻訳ツール『Nani !?』を公開しました。従来の翻訳ツールのように一つの訳を提示するだけでなく、複数の言い回しやニュアンスの解説まで行ってくれるのが特徴で、より自然で適切な表現を選びたいというニーズに応えます。

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ポイント

  • 1
    AIが複数の翻訳案をトーン別に提案
  • 2
    表現のニュアンスや使い分けまで解説
  • 3
    ショートカットキーでPC上のどこからでも即座に翻訳

「この訳で本当に自然?」に応える新ツール

合同会社Kiokuが発表したAI翻訳ツール『Nani !?』は、「本当にこの表現で通じるのか」「もっと良い言い方はないか」といった、従来の翻訳ツール利用時の不安を解消することを目指して開発されました。最大の特徴は、単一の訳を提示するのではなく、カジュアルやフォーマルといったシーンやトーンに合わせて複数の翻訳案を示してくれる点です。

ニュアンス解説から返信文作成まで

『Nani !?』は、複数の翻訳案を提示するだけでなく、AIがそれぞれの表現が持つニュアンスや使い分けのポイントまで解説してくれます。スラングや専門用語の背景についても説明があり、表現の意図を深く理解するのに役立ちます。さらに、翻訳後の文章に対して、AIが返信文を自動で下書きする機能も搭載しており、海外の相手とのコミュニケーションをスムーズにします。

デスクトップ版ならショートカットで瞬時に翻訳

サービスはWeb版に加え、WindowsとmacOSに対応したデスクトップ版アプリも提供されています。デスクトップ版では、ショートカットキーを使えば、あらゆるアプリケーション上で選択したテキストを瞬時に翻訳することが可能です。翻訳データは個人の端末上にのみ保存され、開発元のサーバーには送信されないため、セキュリティ面でも安心して利用できるとしています。

開発の背景と今後の展開

開発の背景には、Google翻訳やDeepLが高精度化した一方で残る「ネイティブならどう表現するか」という疑問があったといいます。このツールは、その疑問に答える「小さな自分専用ツール」というコンセプトから生まれました。対応言語は英語、スペイン語、韓国語、中国語からスタートし、今後さらに拡充される予定です。無料プランのほか、翻訳回数の上限などを引き上げた有料のPROプランも用意されています。

引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部からのコメント

高精度な翻訳が当たり前になった現在では、より自然で適切な表現を選びたいというニーズは確かにありますね。特にビジネスシーンでのメール作成などで、心強い味方になりそうです。

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