
TOPPAN、空間に浮かぶ翻訳ディスプレイ「UCDisplay® Air」を提供開始
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TOPPAN株式会社は、透明ディスプレイを空間に設置できる翻訳システム「UCDisplay® Air」の提供を3月より開始します。設置スペースが限られた小型窓口などへの導入を可能にする新製品です。訪日外国人の増加に伴い、あらゆる接客現場での多言語対応が求められる中、物理的な制約を解消するソリューションとして注目されます。
ポイント
- 1スペースを取らず、利用者の目線の高さにディスプレイを設置できる
- 2透明ディスプレイにより、相手の表情と翻訳文を同時に見ながら会話できる
- 3コンビニやバスの乗降口など、これまで設置が難しかった場所への導入を見込む
設置スペースの課題を「空間設置」で解決
TOPPANは2023年から、窓口向けの翻訳対応透明ディスプレイ「VoiceBiz® UCDisplay®」を提供してきました。しかし、訪日外国人の増加に伴い、コンビニエンスストアの売店やバスの乗降口など、カウンター面積が限られた場所での導入ニーズが高まっていました。システムを単に小型化すると視認性が下がる課題があったため、新たに「空間に設置する」というアプローチを採りました。
「UCDisplay® Air」は、モジュールを薄型化し軽量な板型構造に刷新しています。これにより、専用の設置器具と組み合わせて、窓口の空間(デッドスペース)にディスプレイを浮かせるように設置できます。利用環境に合わせた器具の個別設計にも対応し、アクリル板で仕切られた公共交通機関の窓口など、特殊な形状への導入も可能です。
多様な小型窓口での活用を見込む
この製品により、従来は翻訳システムの設置が難しかった、空港の小型売店、駅やレンタカーの窓口、バスの乗降口などでの利用が期待できます。参考価格は99万円(税抜)で、設置環境に応じて変動します。
TOPPANは、このサービスや自動同時通訳システムなどの機能向上を進め、インバウンド対応や在留外国人対応のあらゆる場面に技術を展開していく方針です。同社の多言語サービス全体で、2028年までに関連受注を含め約20億円の売上を目指しています。
Q&A
Q. UCDisplay® Airとは何ですか?
A. TOPPANが提供する、透明ディスプレイを空間に浮かせて設置できる翻訳システムです。相手の表情を見ながら、画面上に表示される翻訳文で会話できます。
Q. 従来の翻訳ディスプレイと何が違いますか?
A. 従来はカウンター上に置くタイプが主流でしたが、新製品はスペースを取らずに壁面やパーティションに取り付けられます。小型窓口など狭い場所でも設置可能です。
Q. 主にどのような場所での利用を想定していますか?
A. コンビニエンスストアの売店、バスやタクシーの乗降口、空港や駅の小さな案内窓口など、カウンター面積が限られた場所での利用を見込んでいます。
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O!Productニュース編集部からのコメント
カウンター上ではなく「空間に設置」という発想が実用的です。小さな窓口で働く店員さんが、わざわざタブレットを持ち出さずに済み、スムーズな対応ができそうですね。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部


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