
キジトラ、既存システムを活かすAIプラットフォーム構築支援を開始
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株式会社キジトラは、企業が利用している業務システムやSaaS、社内ツールの情報をもとに、人とAIが共通の情報・手順で業務を進められる「AIプラットフォーム構築支援」の提供を開始しました。業務のヒアリングと情報整理から、AIが参照するための情報基盤の設計、プロトタイプの構築までを支援します。問い合わせ対応や資料作成、プロダクト開発など、現在の業務に合わせてAIに任せられる範囲をともに考え、導入を進めます。
ポイント
- 1キジトラが既存システムを活用したAIプラットフォーム構築支援を提供開始
- 2基本プランは約1か月が目安で、業務調査から情報基盤の試作までを支援
- 3AIの参照先や手順、完了条件を定義し、人の判断が必要な工程では承認
サービス提供の背景
企業がAIエージェントを業務で活用するには、自社の業務に合わせて利用環境を整える必要があります。メンバーそれぞれが好きなツールを選び、資料を作り、プロンプトを工夫するといった運用では、アウトプットの量・質ともに個人の知識と経験に左右されてしまいます。株式会社キジトラは、自社のプロダクト開発や社内業務でAIを活用し、AIエージェントがより効率的に働ける環境づくりに取り組んできました。この知見をもとに、会社ごとの業務や既存システムに合わせたAIの利用環境をつくり、個人にとどまらず組織全体でAIを活用する仕組みづくりをサポートします。
既存システムを活かしたAIプラットフォームを構築
現在の業務をヒアリングし、AIが参照する情報、使うツール、作業手順を設計します。顧客情報や社内マニュアル、過去の対応履歴について、どの情報を正として参照するかをルール化します。
人とAIが共通して使う情報源をSSoT(Single Source of Truth)として整備します。古い資料や誤った情報を参照するリスクを減らすための共通基盤です。
業務ごとに参照先、手順、完了条件を定め、AIが作業を進めるワークフローを構築します。人の判断が必要な工程では承認を求める仕組みも設計します。

人とAIが共通の情報源を参照する構成例。接続先は例で、実際の連携範囲は利用環境に応じて設計(出典:キジトラ)
個別ツール導入と情報基盤の設計を比較
キジトラは、個別作業の効率化にとどまらず、情報確認から作業までの流れを組織で共有する点をサービスの特徴としています。同社が説明する違いは次のとおりです。
| 比較する観点 | 個別のAIツール導入 | AIプラットフォーム構築支援 |
|---|---|---|
| 情報の参照 | 担当者が情報を探し、入力・指示 | 社内情報源と接続し、AIの参照先を設計 |
| 仕事の単位 | 文書作成など個々の作業 | 情報確認から実施までの業務フロー |
| 出力品質への考え方 | 担当者の知識や指示に依存 | 共通の情報源・手順・確認基準でばらつきを抑える |
共通の情報源と確認基準を定める設計で、担当者が変わっても同じ手順で業務を進めることを目指します。
問い合わせ対応や不具合修正の構築例
発表では、構築・検証できる業務フローの例を紹介しています。実際の対応範囲は、各社の課題や対象業務に応じて設計します。
問い合わせ対応では、AIが内容を要約・分類し、対応に必要な項目や不足情報を整理します。過去の対応履歴やマニュアルと接続して、関連案件や対応方法の候補を提示する仕組みへ段階的に広げます。
プロダクト開発では、不具合の検知や修正依頼を起点に、AIが原因調査、修正、テストを進める仕組みを構築します。コードや開発ルールを参照し、修正を動かして検証する環境も整えます。最後は人が変更内容と検証結果を確認し、反映するか判断します。
このほか、社内ナレッジを使った提案資料作成、商談分析、取材内容からの記事制作、面接の日程調整や連絡も活用例として挙げています。
基本プランの期間・料金と支援範囲
基本プランは、約1か月を目安に業務調査から情報基盤の試作までを進めます。公式サービスページでは、調査とプロトタイプ構築を各約2週間の工程として案内しています。
| 項目 | 案内されている条件 |
|---|---|
| 業務・情報調査 | 約2週間。業務フロー、利用システム、資料、担当者の知見をヒアリング |
| プロトタイプ構築 | 約2週間。情報基盤を設計し、実際の業務フローを検証 |
| 基本プラン料金 | 50万円〜。公式ページに税込・税別の記載なし。対象範囲に応じて見積もり |
| 構築後の継続改善・運用 | 別途相談 |
期間は試作までの目安です。既存SaaSとの接続先や対象業務も、各社の利用環境に応じて設計します。料金と構築後の支援条件は、公式サービスページの案内を補足しています。
Q&A
Q. AIプラットフォーム構築支援とは何ですか?
A. 既存システムやSaaSの情報をもとに、人とAIが共通の情報源と手順で業務を進める環境を設計・試作する支援サービスです。
Q. 人の判断が必要な作業はどう扱いますか?
A. 作業手順や完了条件とともに、人へ承認を求める工程を設計します。不具合修正の例では、人が変更内容と検証結果を確認して反映を判断します。
Q. 試作までの期間はどれくらいですか?
A. 基本プランは約1か月が目安です。業務・情報調査とプロトタイプ構築を、それぞれ約2週間で進める案内です。
関連リンク

O!Productニュース編集部からのコメント
不具合修正の例では、人が変更内容と検証結果を見て反映を判断します。開発担当者がAIに任せる範囲と確認する工程を考える際、具体的な手がかりになりますね。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部
