ナウキャスト、DataLens法人営業に不動産登記簿1000万件のデータ提供開始
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ナウキャスト、DataLens法人営業に不動産登記簿1000万件のデータ提供開始

公開日:

株式会社ナウキャストは、法人営業ツール「DataLens法人営業」で約1000万件の不動産登記簿データの提供を9月から開始したと発表しました。TRUSTARTの法人名義の登記データを法人番号で統合し、子会社や関連会社を含む保有資産の調査に使えます。MCP接続を通じてAIエージェントからも参照できます。不動産・金融分野の法人営業では、物件情報を基に提案の初期仮説を検討できます。

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ポイント

  • 1
    ナウキャストが約1000万件の不動産登記データを法人営業ツールに追加
  • 2
    AIエージェントからMCP経由で子会社・関連会社の名義も含む資産を調査
  • 3
    上場企業1社の実証で主要設備20拠点に加え登記簿から11レコードを抽出

不動産登記データの提供と接続方法

ナウキャストは、TRUSTARTが保有する約1000万件の不動産登記簿データを、DataLens法人営業のデータベースに統合しました。法人名義の登記を法人番号と紐付け、表記の揺れを補正して名寄せします。連結子会社や関連会社の名義も含め、グループ全体の保有不動産を抽出できます。

データは次の4形態で提供されます。

  • MCP接続:Claude CoworkなどのAIエージェントから直接参照
  • DataLensの画面:担当者がデータを参照・抽出
  • DataLens API:社内システムやAIワークフローと連携
  • MCPass経由:MCP接続の基盤を通じてClaudeなどから利用

https://storage.googleapis.com/oproduct-bucket/articles/part/image/71029_1791601934.webp

出典:ナウキャストの発表資料(PR TIMES)

取得できる項目とデータの制約

主なデータ項目と提供範囲は次のとおりです。

データ項目提供される内容・条件
所在都道府県・市区町村・丁目まで
種別土地・建物
所有者名義法人名・法人番号
地積・床面積取得できる一部のレコードのみ
推定価格公示価格などを基にした参考値
築年数・抵当権者取得できる一部のレコードのみ

項目によっては全レコードに値があるわけではありません。推定価格は鑑定評価額や成約価格ではないため、価格の目安として扱います。

登記データは取得時点の記録です。現在の用途や稼働状況を保証するものではありません。取引や実行判断では、法務・税務・会計・鑑定などの専門確認が別途必要です。

上場企業1社で行った実証の結果

ナウキャストは、上場企業1社の保有不動産について、売却可能性を検討する実証を行いました。有価証券報告書などに記載された主要設備20拠点に加え、登記簿から詳細な物件情報11レコードを抽出したとしています。

同実証では、物件周辺の公示地価を基にした価格上昇率の算出、売却余地の概算金額の提示、優先的に検討する物件の特定も行いました。これらは同社が示した1社での検証結果であり、あらゆる企業で同じ抽出件数や分析結果が得られることを示すものではありません。

法人営業で想定する利用場面

不動産の売買仲介やアセットマネジメントでは、グループ名義を含む保有資産の母集団作成と初期スクリーニングに使えます。金融機関の法人営業では、担保余力や資産圧縮余地の初期仮説を検討する用途が想定されています。企業調査や提案資料には、物件単位の根拠となる情報を加えられます。

自社のCRM・名刺データ・過去の商談議事録を連携した場合は、既存の商談文脈も踏まえた提案資料の準備を自動化する使い方が示されています。分析結果は意思決定の補助として扱い、権利関係、稼働状況、収益性などの確認と組み合わせる必要があります。

Q&A

Q. DataLens法人営業とは何ですか?

A. 法人データとAIを使い、企業調査やニーズの把握、提案資料の作成を支援するツールです。MCP接続でAIエージェントからデータを参照できます。

Q. すべての物件で同じ項目を取得できますか?

A. 地積・床面積、築年数、抵当権者は、取得できる一部のレコードに限られます。データは取得時点の記録で、現在の稼働状況を保証しません。

Q. 推定価格をそのまま取引判断に使えますか?

A. 推定価格は公示価格などを基にした参考値で、鑑定評価額や成約価格ではありません。実行判断には法務・税務・会計・鑑定などの専門確認が必要です。

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O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部からのコメント

子会社や関連会社の名義も含めて不動産を抽出できます。法人営業の担当者が、グループ全体の保有資産を調べる入口として使いやすそうですね。

引用元:PR TIMES

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O!Productニュース編集部

この記事の著者

O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部は、IT・SaaS・AI業界のニュースをリアルタイムに解析・発信するメディアチームです。ビジネス向けのプロダクトに関する最新情報をなるべく分かりやすく簡潔にまとめてニュースを提供します。
「日本のすべての企業に、AIトランスフォーメーションを。」をミッションに掲げているGigantic Technologies株式会社によって運営されています。
AIに精通し、2017年設立時から企業のDX支援に取り込んでおり、十分な実績とノウハウを元に情報を発信しています。
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