
コンタクトセンター特化の生成AI実践研修をミライブーストとFOXeeyが提供開始
公開日:
株式会社ミライブーストとFOXeey Consulting株式会社は2026年10月5日、「コンタクトセンター特化 生成AI実践研修コース」を10月1日から提供していると発表しました。自社の応対履歴やFAQなどを使い、管理者が生成AIを業務に組み込む解決策を設計・検証する研修です。2時間の事前診断で課題と測定指標を決め、社内で承認済みのAI環境を使って隔週2時間の全6回に取り組みます。最低5名から、1名20万円(税別)で、設計書・成果物・運用ルールなどを受講企業に残します。
ポイント
- 1コンタクトセンターの管理者向けに、自社データを使う生成AI実践研修を提供
- 22時間の事前診断で課題と成果・測定指標を決め、隔週2時間の全6回で検証
- 3社内承認済みのAI環境を利用し、設計書・成果物・運用ルールを企業に残す
コンタクトセンターの管理業務に特化した研修
株式会社ミライブーストとFOXeey Consulting株式会社は2026年10月5日、「コンタクトセンター特化 生成AI実践研修コース」を共同開発し、10月1日から提供していると発表しました。応対履歴、VOC(顧客の声)、FAQ、SV相談ログなど、自社の実データを使う研修です。
対象はSV、センター統括、品質管理、ナレッジ管理、QA・トレーナー、センター長などの管理業務に携わる人です。受講企業の課題を1つ選び、生成AIを業務に組み込む解決策の設計・実装を目指します。発表が挙げる活用場面は次のとおりで、すべてを一律に実装するコースではありません。
| 担当業務 | 活用場面の例 |
|---|---|
| SV | 応対記録の要約、オペレーターからの相談への一次回答 |
| センター統括 | 会議資料作成、施策の振り返り、KPI管理 |
| 品質管理 | 応対品質の傾向分析、評価基準の整備 |
| ナレッジ管理 | マニュアル更新、FAQ記事の起案 |
| QA・トレーナー | 研修教材、ロールプレイ台本、コーチング材料の作成 |
| センター長 | 経営報告資料、施策の効果測定 |
事前診断で成果と測定指標を決める
受講前に2時間の事前診断を行い、修了時に何が業務で動いていれば成功かを決めます。確認するのは、利用できるAI環境と社内制限、工数の大きい業務と月間時間、修了時の成果、対象者の役割とAI経験、演習データの有無・形式です。
例えば、FAQを探す工数や新人の立ち上がり期間、資料作成工数、VOC分析工数などを測定指標として設定します。成果が定まらない場合や演習データを用意できない場合は、事前診断でその旨を伝える構成です。研修だけで工数削減や品質改善を保証するものとしては案内していません。
社内で承認済みのAI環境・データを使う
演習は、受講企業がすでに導入・承認しているChatGPT、Microsoft 365 Copilot、Google Gemini、ClaudeなどのAI環境で実施します。上記以外の環境でも、企業の環境・データ・セキュリティポリシーに合わせて設計すると説明しています。
社内ルールを確認し、承認された環境・データの範囲で行うことが前提です。研修のためだけに外部環境を新設しない設計ですが、追加承認の要否や演習データの利用範囲は各社のルールによります。プログラミング知識は不要と案内しています。
事前診断と全6回の研修、1名20万円
研修は個社別・オンラインの同時双方向形式です。事前診断の後、1回2時間の研修を隔週で6回行い、第1回から3か月以内に完了します。回の間には自社の実業務データで試し、次回に結果を持ち寄ります。
| 項目 | 提供条件 |
|---|---|
| 事前診断 | 2時間。課題、成果、測定指標と演習内容を設定 |
| 実践研修 | 2時間×全6回、隔週開催。第1回から3か月以内 |
| 受講人数 | 最低5名 |
| 受講料 | 1名20万円(税別)。5名なら総額100万円(税別) |
| 料金に含むもの | 事前診断、全6回、講義資料、成果物一式 |
| 修了要件 | 全6回の受講 |
ミライブーストは人材開発支援助成金などの対象となる可能性にも言及していますが、適用を保証していません。申請は受講企業が行い、同社は受講証明書などの発行に対応します。利用を検討する場合は、申込前に最新の制度要件と訓練開始までの申請日程を確認する必要があります。
出典: 株式会社ミライブースト(PR TIMES掲載の公式研修フロー)。
設計書・成果物・運用ルールを受講企業に残す
全6回では、体験、業務の棚卸し、設計、検証、完成、定着の順に取り組みます。修了時には、事前診断で決めた成果に対する達成状況を、導入前後の業務指標を記録した成果レポートで確認します。
| 修了時に残るものの例 | 内容 |
|---|---|
| AI活用設計書 | 対象業務、プロンプトと設計意図、AIに任せる範囲、活用手順 |
| AI成果物 | 合意した課題に応じたマニュアル、FAQ、分析テンプレート、Botなど |
| 運用ルール | 確認事項、更新担当・頻度、承認フロー、エスカレーション基準 |
| 成果レポート | 導入前後の業務指標の変化 |
成果物の内容は受講企業の課題に応じて設定します。カリキュラム設計と講師登壇はミライブーストが担当し、FOXeeyはコンタクトセンターの実務と人材育成の知見を提供します。
Q&A
Q. コンタクトセンター特化 生成AI実践研修コースとは何ですか?
A. センターの管理者が自社データと承認済みのAI環境で課題の解決策を設計・検証する、全6回の研修です。事前診断で目標を決めます。
Q. 受講に必要な準備は何ですか?
A. 社内で利用できるAI環境と制限、業務課題、演習データの有無・形式を事前診断で確認します。プログラミング知識は不要です。
Q. 費用と受講人数はどの程度ですか?
A. 1名20万円(税別)で最低5名から受講できます。事前診断2時間、全6回の研修、講義資料、成果物一式が料金に含まれます。
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O!Productニュース編集部からのコメント
運用ルールに更新担当や承認フローまで残ると、研修後にFAQを誰が見直すかを相談しやすく、日々の運用を引き継ぐ際にも使えそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部

