
Ragate、AI導入の目標・施策・効果を管理する「AX STUDIO」を先行提供
公開日:
Ragate株式会社は、企業のAI導入の目標設定から業務棚卸し、施策管理、効果測定までをまとめる「AX STUDIO」の先行提供を発表しました。2026年内の正式リリースを予定しています。共用環境はアプリでアカウント登録と自社環境の作成後に利用を始められ、専用環境は問い合わせ後に準備する形です。AIによる入力支援とMCP連携も備えています。
ポイント
- 1AI導入の目標から業務棚卸し・施策管理・効果測定までをまとめて管理
- 2Claude CodeやCodexとMCPで連携し、業務・施策の登録や効果集計に対応
- 3共用環境は登録後に利用でき、専用環境とEntra ID連携は問い合わせに対応
AI導入の課題を解決するツール
企業のAI導入担当者からは、部署ごとに導入が進み全社の目標や成果とひもづいていない、業務の棚卸しや効果測定がExcelなどで属人化している、AI活用ガイドラインの整備やセキュリティ対応に時間がかかる、現場社員の教育機会が不足しているといった課題が挙げられていました。AX STUDIOは、これらの課題に対して全社目標の設定から業務の棚卸し、施策の設計・実行、効果測定までを一気通貫で管理できるように設計されています。
サービスの中身
全社目標を文章で登録すると、AIが指標を提案し、施策ごとの貢献度を集計します。業務の棚卸しは手入力、CSV、サーベイ、ミーティング記録から行い、AI適用の見込みを評価します。
業務フローの図を使い、現状とAI適用後の作業を比較できます。施策ごとに予算、スケジュール、効果を管理し、削減時間やコストの実測を月次で記録してROIを集計します。集計単位は全社、部門、施策、担当者です。
AIによる入力支援とMCP連携
入力フォームの下書きをAIが作成し、人が確認して保存する仕組みを備えています。また、Claude CodeやCodexなどのAIアシスタントから業務・施策の登録や効果集計を依頼できるMCP連携にも対応しています。これにより、日常的に使うAIツールからAX STUDIOを操作できます。
セキュリティと市民開発支援
多要素認証(MFA)を必須にする設定、IP制限、許可メールドメイン、監査ログ、役割ごとの権限管理に対応します。AIガイドラインの策定・承認や、現場社員向けの学習コンテンツ、質問・活用事例の共有機能も備えています。
共用環境と専用環境の違いは、サービスサイトで次のように案内されています。
| 項目 | 共用環境 | 専用環境(完全サイロモデル) |
|---|---|---|
| 利用開始 | アプリで登録し、自社の利用環境を作成 | 問い合わせ後に環境を準備 |
| データ保存 | 利用企業ごとに分けて保存 | 顧客専用環境に保存 |
| AI処理 | 共用環境で処理 | 顧客専用環境で処理 |
| ログイン | Google・メールアドレス | Microsoft Entra IDなど |
| 料金案内 | 無料キャンペーン中 | 問い合わせ |
11月1日確認時点の案内です。専用環境は準備を経て利用するため、共用環境と同じ即日開始ではありません。
Ragateの想いと今後の展開
Ragateは、先行提供先のフィードバックをもとに機能改善を進め、2026年内の正式リリースに向けて連携機能を拡充する予定としています。
利用開始後は、同社担当者による導入支援も相談できます。マルチクラウドの設計・運用、AI適用の見極め、施策実行から定着までが対象で、内容と期間は個別に案内するとしています。
Q&A
Q. AX STUDIOとは何ですか?
A. 企業のAI導入について、目標、業務棚卸し、施策、効果測定をまとめて管理するツールです。削減時間やコストを記録し、ROIを集計できます。
Q. すぐに使い始められますか?
A. 共用環境はアカウント登録と自社の利用環境の作成後に開始できます。専用環境は問い合わせ後に準備する形です。
Q. Microsoft Entra IDでログインできますか?
A. 専用環境で対応します。共用環境のログイン方法はGoogle・メールアドレスと案内されています。
関連リンク

O!Productニュース編集部からのコメント
削減時間とコストの実測を月次で残せるため、推進担当者が見込みと実績を分けて、AI導入の効果を経営会議で説明しやすそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部
