
ファネルAi、並行商談の情報混入を防ぐ「AI商談文脈ガード」を提供開始
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ファネルAiは、商談ごとの情報整理機能にAI商談文脈ガードを追加しました。同じ顧客との複数の商談を比較し、所属が曖昧な情報をAI分析前に隔離します。担当者が設定した情報の採用・除外判断も維持します。2026年10月1日から、すべての有料プランで提供しています。
ポイント
- 1同じ顧客との並行商談を比較し、関連が曖昧な情報をAI分析前に隔離
- 2担当者が設定した採用・除外の判断を保ち、根拠のメールや会議録も確認
- 3全有料プランで提供し、外部AIへ渡す情報を商談や期間で絞り込み
並行商談での情報混入を防ぐ新機能
ファネルAiは、メール・通話・カレンダー・会議などの情報を商談単位で自動整理するCRM・SFA・MAツールです。今回追加したAI商談文脈ガードは、同じ顧客との複数の商談が並行する場合に、それぞれの商談と情報の関連性を比較します。
どの商談に属するか判別が難しい情報は、AI分析に渡す前に自動で隔離します。商材Aの分析へ商材Bの予算や導入時期が混ざることを抑える仕組みです。2026年10月1日から、すべての有料プランで提供しています。
営業現場のAI活用と情報分散の実態
ファネルAiが2026年9月1日〜29日に実施した営業のAI活用調査(N=105)では、AI利用率は約80%、文字起こし機能の利用は50%超でした。AI導入済み企業の60%が、商談に関する情報の分散を課題として挙げています。これらは同社の調査結果です。
同じ顧客と複数の商談が進む場合、メールで変更された導入時期や電話で追加された条件が、どの商談の情報かを区別する必要があります。新機能は情報を集約するだけでなく、別商談の情報を分離する点に重点を置いています。
AI商談文脈ガードの主な特徴
主な機能は次の四つです。
- 商談ごとに情報を整理:メール、通話、会議などと商談の関連度を解析し、会議前後の経緯をまとめます。
- 曖昧な情報を隔離:並行する商談を比較し、所属が明確でない情報を分析対象から分けます。
- 人の判断を維持:担当者が設定した情報の採用・除外を、AIによる関連性の再評価後も引き継ぎます。
- 根拠へアクセス:抽出した予算や導入時期、懸念事項の根拠となるメールや会議録をワンクリックで確認できます。
担当者が除外した情報を、AIの再評価だけで分析に戻さない設計です。

商談A・Bへ情報を分け、所属が曖昧な情報を隔離する仕組みの説明図(出典:ファネルAiの発表)。
外部AIへ渡す情報を商談や期間で絞り込み
MCPやAPIで外部AIにデータを渡す際は、未整理のメールや議事録を大量に入力すると、トークン消費が増える場合があります。ファネルAiでは、参照する商談や期間を絞り込み、概要から根拠データへ段階的にアクセスする設計を採用しています。
対象を選び、必要な情報量に絞ることで、余分なトークン消費を抑えるとしています。削減率などの定量的な効果は発表していません。
Q&A
Q. AI商談文脈ガードとは何ですか?
A. ファネルAiで、並行商談の情報を比較・分離する機能です。所属が曖昧な情報をAI分析前に隔離し、メールや会議録の根拠を確認できます。
Q. どのプランで利用できますか?
A. 2026年10月1日から、ファネルAiのすべての有料プランで提供しています。今回の発表に、プラン別の料金の記載はありません。
Q. 担当者が情報を除外した判断は残りますか?
A. 手動で設定した採用・除外の判断は、AIが関連性を再評価した後も引き継がれます。人が除外した情報の再利用を防ぐ設計です。
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O!Productニュース編集部からのコメント
担当者が除外した情報をAIの再評価後も除外する仕様は、同じ顧客の複数案件を扱う営業担当に役立ちそうです。確認済みの判断を保ちながら分析を進められますね。
この記事の著者
O!Productニュース編集部
