
書類突合AI「突合.com」が正式リリース、受注チェック2時間を10分に短縮
公開日:
株式会社Leachは、注文書とチェックリストの照合や、受注データから請求書への転記をAIで自動化するクラウドサービス「突合.com」を4月22日に正式リリースしました。製造業やリース業の経理・営業事務で日常的に発生する、紙やPDFの目視照合作業の負荷を大幅に軽減するのが目的です。月末の繁忙期に長時間を要する確認作業の効率化が期待できます。
ポイント
- 12つのPDFをアップロードするだけで、AIが全項目を自動照合し、差異のみをハイライト表示
- 2CORECの受注データからfreeeの請求書下書きを自動生成し、転記ミスを防ぐ
- 3表記ゆれや手書き文字にも対応し、既存システムを変更せずにブラウザから利用開始可能
経理現場の課題を解決
中小製造業やリース業の現場では、注文書と出荷指示書の突合、リース品の返却管理、請求書への手動転記など、定規を当てて目視で確認する作業が今も続いています。株式会社Leach代表取締役の冨永拓也氏は、生成AI顧問サービスを通じて「紙とPDFの突き合わせ」が中小企業の生産性を最も圧迫している業務だと確信し、同サービスを開発しました。
2つのコア機能
「突合.com」には、「突合」と「転記」の2つの主要機能があります。
「突合」機能では、2つのPDFをアップロードするだけでAIが自動照合します。一致項目は簡単に承認でき、差異がある箇所だけが赤く表示されるため、2時間かかっていたダブルチェック作業を10分に短縮できるとしています。OCRは手書き文字にも対応し、表記のゆれ(例:「(株)」と「株式会社」)も自動で正規化します。
「転記」機能は、受注管理システム「COREC」のデータから、クラウド会計ソフト「freee」の請求書下書きを自動生成します。ある製造業では、1日8時間かかっていた転記作業が、確認込みで約10分に短縮された実績があります。
導入実績と今後の展開
三重県のジャバラメーカー、株式会社ナベルでは、年間約2万件の受注チェック業務に「突合.com」を導入しました。導入前は毎日100枚規模のPDF照合を手作業で行っていましたが、AIが1次照合を完了させ、人間は差異確認のみを行う運用に移行。3名体制から実質1名体制への移行と、作業時間の約半減を実現しています。
同サービスは月額3万円から利用でき、14日間の無料トライアルを提供しています。現在はfreeeとCORECに対応しており、他の会計ソフトへの対応も順次予定されています。
Q&A
Q. 「突合.com」とは何ですか?
A. 注文書とチェックリストのPDFを自動で照合したり、受注データから請求書を自動作成したりするAIクラウドサービスです。
Q. 既存のRPAやERPとどう違いますか?
A. 書類の照合とデータの転記という2つの作業に特化しており、既存のシステムに手を加えずにブラウザから導入できます。RPAのシナリオ作成などが不要です。
Q. どのくらいで使い始められますか?
A. アカウント作成から初回の突合実行まで、最短30分で完了します。社内システムとの連携設定は不要です。
関連リンク
- 突合.com(トツゴウ・ドットコム)
- https://突合.com
- https://note.com/takuya_t/n/n2142cf875cba
- https://leach.co.jp/
- https://突合.com

O!Productニュース編集部からのコメント
定規をPDFに当てて目視確認する作業が今も続いている現場があるとは。AIが1次チェックを済ませ、人間は差異だけ確認するという役割分担は現実的で導入しやすそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部


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