樹林AI、日本企業向け意思決定AIモデル群「JJ-1」を発表
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樹林AI、日本企業向け意思決定AIモデル群「JJ-1」を発表

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樹林AI株式会社は、日本企業の業務判断に向けたAIモデル群「JJ-1」を発表しました。文章を逐次生成する代わりに、定義した選択肢や対応の要否、優先度を評価し、業務システムが使える判断結果を返します。同社の評価では9Bモデルが企業の業務フロー6033問で97.43%、6分野の総合評価で79.20%の正解率を示しました。公式技術資料では、0.8B・2Bのモデル重みと推論コードの公開を案内しています。重みは非商用条件を含むCC BY-NC 4.0であり、業務への組み込みを検討する際は利用条件の確認が必要です。

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ポイント

  • 1
    日本企業の業務フロー向けに、定義した選択肢を評価するAIモデル群を発表
  • 2
    9Bモデルの企業業務フロー評価6033問で、正解率97.43%を報告
  • 3
    0.8B・2Bの重みと推論コードを公開し、モデルごとの利用条件を案内

文章生成と分けて業務の判断を処理

JJ-1は、入力されたメッセージやJSON形式のデータに対し、あらかじめ定義した回答を評価する意思決定モデルです。選択肢からの選択、対応の要否を表す「はい」の確率、緊急度などのスコアと各段階の確率を返します。

問い合わせの振り分け、対応優先度、担当者への引継ぎの要否などの判断に使い、文章生成や自由度の高い推論は生成モデルと組み合わせる設計です。判断結果に基づく実際の業務処理は、接続するソフトウェア側で行います。

日本語の業務場面を想定した設計

樹林AIは、日本語の商習慣や会話の文脈を扱う業務フローを想定してモデルを開発しました。発表では、同じ「結構です」でも文脈によって承諾・辞退が変わる場面を例に挙げています。

提示された選択肢や質問の設計に応じて結果を返すため、自社の実際の依頼内容で精度を確かめ、業務処理を実行するしきい値を設定する必要があります。画面例は動作のイメージであり、実業務全般の精度や費用を保証するものではありません。

総合評価と企業業務フロー評価を区別

樹林AIの技術レポートでは、6つの評価分野の総合正解率と、日本企業の業務フローを想定した独自評価を分けて報告しています。主な比較結果は次のとおりです。

モデル総合正解率企業業務フローの正解率
JJ-1 9B79.20%97.43%
Jev 1.1376.50%91.75%
Microsoft Decision-176.50%91.58%
GPT-6 Luna Decisions71.35%91.99%

総合値は全6分野のハードラベル問題8万4153問を問題数で重み付けした値です。全設問は8万8813問、企業業務フローのハードラベル問題は6033問です。97.43%は9Bの特定評価の値で、公開小型モデルやすべての実業務で共通する正解率ではありません。

モデル規模・処理時間と費用試算の条件

公式資料にあるモデル別の総合正解率と処理時間を示します。処理時間はNVIDIA B200 1基で固定の3問を処理した結果です。

モデル総合正解率処理時間
JJ-1 0.8B65.49%7.8ミリ秒
JJ-1 2B68.54%9.3ミリ秒
JJ-1 4B75.18%16.2ミリ秒
JJ-1 9B79.20%30ミリ秒

入力が長い場合や質問・選択肢が増える場合は処理時間も増えると説明しています。CPUや別のGPUで同じ時間になるという測定ではありません。

100万リクエストあたりの費用比較は、次の推定値として掲載されています。

モデル・設定費用の目安
JJ-1約18〜26米ドル(推定)
GPT-6 Astra・Medium約8085米ドル(推定)
Claude Sonnet 5.5・Xhigh約1617米ドル(推定)
GPT-6.1 Sol・High約1617米ドル(推定)

技術レポートの比較条件に基づく試算で、利用者への販売価格や、あらゆる業務で同じ削減率になることを示す表ではありません。自社の入力と処理環境に合わせた検証が必要です。

公開モデルとライセンスを確認して利用

公式技術資料では、JJ-1 0.8Bと2Bの重み・推論コードを公開し、テキストとJSONによるローカル推論を案内しています。登録すると0.8Bをオンラインで無料で試せる体験サイトも用意されています。

0.8B・2Bの公式モデルカードでは、重みはCC BY-NC 4.0、コードはApache-2.0と記載されています。重みには非商用の条件が含まれるため、業務に組み込む場合は配布元の利用条件を確認する必要があります。PR本文のオープンソースという表現を、モデル重みの商用利用に制限がないという意味で捉えないよう注意が必要です。

4B・9Bは技術レポートに評価結果が掲載されていますが、同資料の自社環境向け公開案内で確認できる重みは0.8B・2Bです。

Q&A

Q. JJ-1とは何ですか?

A. 定義済みの選択肢や対応の要否、優先度を評価し、業務システムが使う判断結果を返すAIモデル群です。文章生成とは役割を分けています。

Q. 正解率97.43%はすべてのモデルの値ですか?

A. 9Bモデルの企業業務フロー6033問に対する評価値です。6分野の総合値は79.20%で、0.8B・2Bの精度は別に報告されています。

Q. 無償公開モデルをそのまま商用利用できますか?

A. 0.8B・2Bの重みはCC BY-NC 4.0、コードはApache-2.0です。業務への組込みは重みとコードの利用条件を確認する必要があります。

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O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部からのコメント

選択肢の評価結果をシステムで使える形で返すので、問い合わせの振り分けを実装する開発担当者が判断部分を分けて検証する際に扱いやすそうです。

引用元:PR TIMES

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O!Productニュース編集部

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O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部は、IT・SaaS・AI業界のニュースをリアルタイムに解析・発信するメディアチームです。ビジネス向けのプロダクトに関する最新情報をなるべく分かりやすく簡潔にまとめてニュースを提供します。
「日本のすべての企業に、AIトランスフォーメーションを。」をミッションに掲げているGigantic Technologies株式会社によって運営されています。
AIに精通し、2017年設立時から企業のDX支援に取り込んでおり、十分な実績とノウハウを元に情報を発信しています。
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