
契約書の変更箇所とリスクをAIが自動検出「DIFFsense」提供開始
公開日:
SpaceGleam株式会社は、契約書の変更箇所を自動で検出し、リスクを判定するAIサービス「DIFFsense(ディフセンス)」の提供を開始しました。法務や契約レビュー業務では、数百ページにわたる文書からわずかな変更点を見つける作業に時間がかかり、見落としのリスクも課題となっています。このサービスは、そうした業務の負担軽減と精度向上を目指します。
ポイント
- 1契約書の新旧を比較し、変更箇所を自動でハイライト表示
- 2AIが変更内容のリスクレベルを「High/Medium/Low」で判定・要約
- 3契約書全文を外部AIに送らず、変更箇所のみを解析する設計で情報漏洩リスクを低減
契約書レビューの課題を解決
企業の法務部門や契約管理担当者は、契約書の改定時に前回版との差分を目視で確認する作業に多くの時間を費やしています。また、重要な変更を見落とすヒューマンエラーのリスクや、機密性の高い契約書全文を汎用AIツールに入力することへの懸念もありました。
DIFFsenseは、WordやPDF形式の契約書をアップロードするだけで、AIが自動的に変更箇所を検出します。追加、削除、修正された部分がハイライト表示されるため、全文を読み直す必要がありません。さらに、変更内容についてAIがリスクレベルを判定し、要約を提示します。これにより、確認すべきポイントの優先順位が一目でわかります。
セキュリティと実用性を両立
大きな特徴は、セキュリティへの配慮です。契約書の全文を外部のAIに送信するのではなく、変更のあった箇所のみを必要な時に解析する設計を採用しています。差分の検出には独自の論理比較アルゴリズムを使用するため、機密情報を外部に流出させるリスクを抑えられます。
その他にも、契約期間や更新期限を文書から自動で読み取り、期限が近づくとメールやSlackで通知する機能を備えています。電子署名機能も内包しており、契約の確認から締結までのフローを一つのサービス内で完結できます。
料金プランと今後の展開
料金プランは、月3回まで無料で利用できる「Free」プランから、月額9,800円の「Pro」プランまで4段階が用意されています。Businessプラン以上では、法的影響の詳細解説や解析結果のPDF出力などの機能が利用できます。また、先着5社を対象に、導入支援パッケージも提供しています。
Q&A
Q. DIFFsenseとは何ですか?
A. WordやPDFの契約書をアップロードすると、前回版との変更点を自動で見つけ、その内容のリスクを判定してくれるサービスです。
Q. セキュリティ面での特徴は?
A. 契約書の全文を外部AIに送らず、変更があった部分だけを解析する仕組みのため、情報漏洩のリスクを抑えられます。
Q. 無料で試すことはできますか?
A. 月に3回まで、AIによる変更点の検出とリスク判定を無料で利用できるプランがあります。
関連リンク
- https://diffsense.spacegleam.co.jp/
- https://www.meti.go.jp/press/2024/02/20250218003/20250218003.html
- サービスサイト
- https://diffsense.spacegleam.co.jp/onboarding
- https://spacegleam.co.jp/

O!Productニュース編集部からのコメント
変更箇所だけをAIに解析させる設計は、セキュリティが気になる法務部門のハードルを下げる一手ですね。契約更新の通知機能も、属人化しがちな管理業務を減らせそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部
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