
DeNA若手社員、AIコーチング「BOOST」でキャリア自律が改善
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株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)は、2025年10月から12月にかけて、入社1〜3年目の若手社員を対象に、Boost Health社のAI×コーチングサービス「BOOST」を試験導入しました。3ヶ月のプログラム後、参加者のキャリア自律スコアがモニター群と比べて2〜3倍の改善幅を示し、エンゲージメントも向上しました。プログラム満足度・継続希望ともに100%を達成し、その効果が数値で確認されました。
ポイント
- 1DeNA若手社員がAIコーチング「BOOST」を利用、キャリア自律スコアがモニター群比2〜3倍改善
- 2エンゲージメントスコアは参加群が向上、一方モニター群は低下
- 3プログラム満足度と継続希望がともに100%を達成
実施背景
DeNAでは2016年から健康経営を推進し、従業員のパフォーマンス向上に取り組んでいます。特にリモートワークの広がりにより、若手社員がロールモデルを見つけにくく、孤立感やバーンアウトのリスクが課題となっていました。CHO室ではセミナーや短期研修を行ってきましたが、知識の定着や行動変容に結びつけることが難しいと感じていました。そこで、継続的な内省と行動設計を仕組み化できる「BOOST」の導入を決めました。
実施概要
対象は入社1〜3年目の社員11名で、3ヶ月間にわたり月1回の専属コーチとの1on1面談(全3回)と、週15分のAIセルフセッションを実施しました。AIセルフセッションでは、週次の振り返りを通して自分の課題を言語化し、小さなアクションを設計します。コーチとの面談では、外部の視点からキャリアや強みについての対話を深めました。
主な結果
BOOSTを使わなかったモニター群との比較では、参加群のキャリア自律スコア(キャリア理解度・明確性)がモニター群の2〜3倍の改善幅を示しました。エンゲージメントスコアはモニター群が0.6ポイント低下する中、参加群は0.3ポイント向上し、逆行改善が確認されました。ストレス対処力も参加群で14%向上し、モニター群に変化は見られませんでした。
参加者の声と今後の展開
プログラム満足度と継続希望は、回答者の全員が100%と回答しました。ある参加者は「コーチングには懐疑的だったが、外部の人とフラットに話せて気づきが多かった」と振り返っています。また「もやもやしていたことを分解し、小さなアクションで解決できると実感した」との声もありました。DeNA CHO室の植田くるみ氏は、『成長を期待される環境でプレッシャーを感じていた社員が、自律的に行動を積み重ねる姿が印象的だった』とコメントしています。Boost Health社は今後、人材投資のROI可視化を求める企業との共同実証を拡大するとしています。
Q&A
Q. BOOSTとは何ですか?
A. AIが週次の振り返りを支援し、専属コーチが月1回の面談を行う、社員のキャリア自律を促すサービスです。
Q. このプログラムで社員は具体的に何をするのですか?
A. 週15分のAIセルフセッションで課題を振り返り、月1回のコーチ面談でキャリアや強みについて対話を深めます。
Q. どのような社員が対象ですか?
A. 入社1〜3年目の若手社員を対象に試験導入され、リモートワークで孤立しがちな層への効果が確認されました。
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O!Productニュース編集部からのコメント
AIコーチングでキャリア自律スコアが2〜3倍改善したのは驚きですね。特にモニター群が低下する中でエンゲージメントが向上したのは、リモート下の若手支援に効く証拠かもです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部


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