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東証改革で激変するIR業務をAIで支援、ログラスが「Loglass AI IR」を提供開始
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東証改革で激変するIR業務をAIで支援、ログラスが「Loglass AI IR」を提供開始

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株式会社ログラスは、IR(インベスター・リレーションズ)業務に特化したAIソリューション「Loglass AI IR」の正式提供を開始しました。東京証券取引所が上場企業に「資本コストや株価を意識した経営」を要請する中、IR部門の役割は大きく変化しています。新サービスは、煩雑化するIR業務を効率化し、担当者がより戦略的な投資家との対話に集中できる環境の実現を目指します。

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ポイント

  • 1
    東証改革を背景に、従来のIR業務から「攻めのIR」への転換を支援
  • 2
    AIによる高精度な議事録作成で、作業工数を90%以上削減
  • 3
    投資家との対話データを分析・可視化し、経営層への迅速なフィードバックを促進

株式会社ログラスが、IR専門のAIソリューション「Loglass AI IR」の提供を2025年12月9日より開始したと発表しました。このサービスは、同社が2025年9月に発表した「Loglass AI Agents」構想の第一弾となるものです。

昨今、東京証券取引所からの要請を受け、多くの企業でIR活動の重要性が高まっています。日本IR協議会の調査によると、IR担当部門の8割以上が東証の要請後にIRへの意識が「高まった」と回答。その一方で、ESG対応や非財務情報の開示など、業務内容は複雑化・多様化しており、限られたリソースでいかに効率と質を両立させるかが課題となっていました。

「Loglass AI IR」は、こうした課題を解決するため、投資家との面談準備から議事録作成、分析・レポートまでを一気通貫で支援します。特に、IRに特化した生成AIによる議事録作成機能は、手直しの手間が少ない実用レベルの精度を誇り、従来かかっていた作業工数を90%以上削減できるとしています。日英両言語に対応し、重要な質疑応答の抽出・要約も自動で行います。

また、過去の対話履歴や投資家の情報を一元管理する「投資家データベース機能」や、投資家の関心事を可視化する「分析・レポート機能」も搭載。これにより、担当者の交代による引き継ぎ漏れを防ぎ、一貫性のある対話を実現します。さらに、これまで担当者の「肌感覚」に頼りがちだった投資家の声を客観的なデータとして経営層にフィードバックし、迅速な意思決定を後押しします。

サービスの提供開始を記念し、決算説明会の書き起こし機能を1年間無料で利用できるキャンペーンも実施。同社は、AIの活用によってIR担当者を煩雑な作業から解放し、市場との信頼関係を築く「攻めのIR」への転換を支援していく方針です。

引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部からのコメント

東証改革でIRの重要性が増す一方、現場の負担は増すばかりです。AIがルーチンワークを代替し、担当者が本来の対話や戦略立案に集中できる環境が整うことに期待したいですね。

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