
専門知識不要、自然言語で業務データを分析。HOIPOIが「TALON AI Connect」を提供開始
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株式会社HOIPOIは、ローコード開発ツール「TALON」で構築された業務システムと生成AIを連携させる新ソリューション「TALON AI Connect」の提供を開始しました。SQLなどの専門知識がなくても、日常会話のような自然な言葉で業務データを検索・分析できるのが特徴で、企業のデータ活用を大きく前進させそうです。
ポイント
- 1プログラミング知識不要、自然言語で手軽にデータ分析
- 2トークン消費を最大99%削減し、AI利用コストを抑制
- 3オープンな規格で特定のAIサービスに縛られない柔軟性
専門家でなくても「会話」でデータ分析が可能に
株式会社HOIPOIが発表した「TALON AI Connect」は、同社のローコード開発ツール「TALON」と、ClaudeやGeminiといった生成AIサービスをシームレスに連携させるサーバーソフトウェアです。「先月の売上傾向を教えて」「在庫が少ない商品をリストアップして」といった自然言語での問いかけだけで、社内の業務データを瞬時に検索・分析できます。これまでデータ活用に必要とされてきた専門スキルが不要になるため、より多くの社員がデータに基づいた意思決定を行えるようになります。
AI利用の課題、コストとセキュリティにも対応
生成AIの活用で課題となるのが、利用量に応じて発生する「トークン」の消費コストです。この点について「TALON AI Connect」は、AIに渡すデータを必要な項目だけに絞る「フィールド選択機能」や、大量データの集計をサーバー側で行う「サーバーサイド集計機能」を搭載。これにより、トークン消費を最大で99%も削減できるとしています。また、TALONの認証基盤と連携することで、ユーザーのアクセス権限に応じた情報のみを表示。権限のないデータには触れられないため、セキュリティ面でも安心して利用できる設計です。
オープンな規格で将来性も確保
このソリューションは、オープンプロトコル「MCP(Model Context Protocol)」に準拠している点も大きな特徴です。これにより、Claude DesktopやGemini CLIなど、MCPに対応した様々な生成AIサービスと連携が可能になります。特定のベンダーのサービスに縛られる「ベンダーロックイン」を回避できるため、企業は将来にわたって最適なAIサービスを柔軟に選択し続けることができます。
当面は無償で提供
「TALON AI Connect」は、営業部門での受注状況の比較や、経理部門での売掛金管理など、幅広い業務シーンでの活用が想定されています。HOIPOIによると、サービスの品質向上を目的として、当面の間は無償で提供するとのこと。正式なサービス化の時期については、改めて案内される予定です。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
データ活用の民主化が叫ばれる中、専門知識、セキュリティ、コストという3つの壁を同時に乗り越えようとする意欲的なソリューションですね。特にトークン消費をここまで削減できるなら、AI活用のトライアルも一気に進みそうです。
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