
エッサム、DirectCloud導入でファイルサーバーをクラウド移行し脱PPAPを実現
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株式会社ダイレクトクラウドは、株式会社エッサムによる法人向けクラウドストレージ「DirectCloud」の導入事例を公開しました。エッサムは「持たない資産」の方針のもと、データセンターに設置していたファイルサーバーをクラウドへ移行しました。Microsoft Entra IDとの連携でアクセス権の付与を自動化し、パスワード付きZIPファイル(PPAP)の廃止も実現しています。
ポイント
- 1データセンター利用料や電気代の高騰でオンプレミス維持が負担に
- 2Microsoft Entra ID連携でアクセス権付与を自動化し管理工数を削減
- 3リンク共有とアップロードリンクで取引先との脱PPAPに対応
導入の背景と選定理由
エッサムは1963年に創業し、会計事務所向けの事務用品やシステムを提供する企業です。同社は「持たない資産」という考え方のもと、オンプレミスで運用していたサーバーを順次クラウドへ移行しています。データセンターの利用料金が大幅に値上がりしたことや、電気代の高騰、ハードウェア調達の難航が移行のきっかけとなりました。
また、社内でActive Directoryを導入していなかったため、クラウドサービスごとのアカウント管理が課題でした。社員や取引先からはPPAPでの送付をやめてほしいという声も上がっていました。こうした課題を解決するため、DirectCloudを含む3サービスを比較検討し、DirectCloudの導入を決定しました。
選定の決め手は、ユーザー数無制限の料金体系、Microsoft Entra IDとの連携、脱PPAPに対応できる機能の3点です。特に、全社員が利用することを前提としていたため、ユーザー数によって費用が変わらない料金体系が大きな要素となりました。
移行プロセスと導入効果
データの移行は各部門に任せ、フォルダの第1・第2階層のみを旧ファイルサーバーと同じ構成に整えました。3カ月の移行期間内に各部門が必要なファイルを見極めて移行し、約4TBあったデータは約2TBにまで整理されました。旧ファイルサーバーの停止後に寄せられた問い合わせも1〜2件程度にとどまりました。
Microsoft Entra IDの組織情報に基づいてDirectCloudのアクセス権が自動で付与されるため、情報システム室による個別の付与作業がほぼ不要になりました。誤って削除したファイルもユーザー自身で復元できるため、情報システム室に問い合わせずに解決できるケースが増えています。
リンク共有とアップロードリンクの活用により、取引先から求められるPPAPでの送付の廃止や、セキュリティチェックシートで問われるPPAPへの対応状況にも応えられるようになりました。社員の多くはDirectCloudドライブを使い、これまでのファイルサーバーと同じ感覚で操作しています。機能面での問い合わせもほとんどなく、当たり前のツールとして定着しました。
今後の活用方針
エッサムでは今後、社外とのファイル共有をDirectCloudに一本化する予定です。また、AIとの連携にも期待を寄せています。現在は社内ポータルや販売関連のデータベースをBIツールで活用し、情報システム室が依頼を受けて資料を作成しています。今後はMCPサーバーとAIを組み合わせて社員が自ら情報を引き出せる環境を目指し、まずは「DirectCloud AI」を管理者の範囲で試しながら活用方法を検討していく方針です。
Q&A
Q. DirectCloudとは何ですか?
A. 企業向けのクラウドファイルサーバーです。ファイル共有やアクセス権管理をクラウド上で行えます。
Q. エッサムはなぜDirectCloudを選んだのですか?
A. ユーザー数無制限の料金体系やMicrosoft Entra IDとの連携、脱PPAP対応機能が決め手となりました。
Q. 移行後の効果はどのようなものですか?
A. アクセス権の自動付与で管理工数が減り、取引先からのPPAP廃止要望にも対応できるようになりました。
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O!Productニュース編集部からのコメント
4TBのファイルが移行ついでに2TBまで整理されたの、現場が本気で取捨選択した証拠ですね。情報システム室の権限付与作業がほぼ消えるのは助かりそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部
