
阪急交通社、AIでメルマガを自動化し予約数が約2倍に
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株式会社アクティブコアは、自社が提供するAI-BPOサービス「marutto1to1(マルットワン)」を阪急交通社が導入した結果、メールマガジン経由のツアー予約数が約2倍になったと発表しました。ROI(投資対効果)は160%に達し、メルマガの制作・配信にかかる作業時間も10分の1に短縮されました。旅行業界では顧客データを活用したきめ細かな販促が課題となっており、AIによる業務効率化の成功事例として注目されます。
==::: list_with_title ポイント
- 阪急交通社がアクティブコアのAIサービス「marutto1to1」を導入し、メルマガ経由のツアー予約数を約2倍に増加させた
- メルマガ制作・配信の作業時間を10分の1に削減し、ROIは160%を達成
- この成功を受け、関西圏でも展開を開始。今後はLINEなど複数チャネルへの拡張も計画している
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導入の経緯と成果
阪急交通社は2023年に情報システム部門とウェブ戦略部門を統合し、DX戦略事業本部を立ち上げました。しかし、両部門の融合や、顧客データベースとメルマガ配信の連携が課題となっていました。アンケート調査でメルマガが購買意欲に与える影響が想定以上に大きいことが判明したものの、顧客セグメントごとに質の高いメールを継続的に作る人的リソースが不足していたのです。
そこで2025年4月、AIを活用した業務変革の手段として「marutto1to1」の本格導入を決めました。まず首都圏顧客向けメルマガの3分の1を同サービスに切り替えたところ、予約数が約2倍に増加。作業時間も大幅に削減できました。
運用の仕組み
アクティブコアがターゲティングや訴求テーマ、メッセージ案、商品選定などのプランニングと制作を担当し、阪急交通社のウェブ戦略チームがコンテンツを調整・設定するワークフローを構築しました。定期的なミーティングで効果をモニタリングし、現場のアイデアを継続的に施策に反映できる体制を整えています。
阪急交通社の執行役員 DX戦略事業本部長 兼 ウェブ戦略部長である橋口剛氏は、「メールマガジンでの成功をきっかけに経営層のDXへの本気度が高まった」とコメントしています。また、旅行マーケティングに必要な季節や地域、顧客の多様な知見をAIで蓄積・共有化し、人材育成や組織改革にもつなげたいと述べています。
今後の展開
首都圏での成功を受け、アクティブコアはすでに阪急交通社の関西圏でもサービス展開を開始しており、2026年度中には全国規模での展開を予定しています。さらに、メールマガジンに加えてLINEなど複数のチャネルへの拡張も計画中です。
「marutto1to1」は、マーケターの仮説力や設計力をシステムに組み込み、プランニングから制作・実行、改善提案までを自動化するサービスです。担当者の勘や経験に依存していたマーケティングから脱却し、成果につながるパターンを組織の資産として蓄積できるようにすることを目指しています。
Q&A
Q. 「marutto1to1」とは何ですか?
A. メルマガの企画から制作、配信、改善提案までをAIで自動化するマーケティング支援サービスです。
Q. 今回の導入で、阪急交通社には具体的にどんな変化がありましたか?
A. メルマガ経由のツアー予約数が約2倍になり、制作にかかる作業時間は10分の1に減りました。
Q. このサービスはどんな企業に向いていますか?
A. 顧客データはあるものの、セグメントごとに質の高いメルマガを継続的に作る人手が足りない企業に向いています。
関連リンク

O!Productニュース編集部からのコメント
メルマガのAI自動化で予約数が2倍、作業時間は10分の1というのは数字としてインパクトがありますね。旅行業界に限らず、多品種の商品を抱えるECサイトなどでも応用できそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部


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