
「AIは習うより慣れよ」で。ライトワークスが新eラーニング「With AI シリーズ」を発表
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クラウド型学習管理システム大手のライトワークスが、ビジネスパーソンのAI活用を日常に根付かせることを目指す新しいeラーニング「With AI シリーズ」を、2025年12月1日から企業向けに提供開始すると発表しました。海外に比べてAI活用が遅れているとされる日本の現状に対応する狙いです。
ポイント
- 13〜5分の短尺動画を月2回更新、忙しい業務の合間でも継続しやすい
- 2「自分の仕事でどう使うか」がわかる、実践的なユースケースやプロンプト例が豊富
- 3専門家監修のもと、最新のAIトレンドを反映した信頼性の高い内容を提供
「AIが選択肢に入る」思考を育てる
ライトワークスが新たに開発した「With AI シリーズ」は、単にAIツールの使い方を教えるだけでなく、受講者が「AIをいつ、どのように活用できるか」を自然に思いつけるようになることを目指しています。日常業務の中でAIが当たり前の選択肢となるような、思考回路の育成を目的としているのが大きな特徴です。
日本企業のAI活用遅れという背景
このサービスの背景には、日本の企業が抱える課題があります。総務省の調査によれば、日本企業はアメリカや中国などの海外企業と比較してAIの活用で大きく後れを取っているのが実情です。同社は、この状況を打開するためには、従業員一人ひとりがAIを身近に感じ、気軽に試せる環境が重要だと考え、本シリーズの開発に至りました。
短時間で学べる実践的なコンテンツ
コンテンツは、1本あたり3〜5分と短く、毎月2本ずつ新しい動画が公開されるため、多忙なビジネスパーソンでも無理なく最新のAI活用法を学び続けられます。「資料の要約」「目的別の翻訳」「メール文面の補正」といった具体的な業務シーンを想定した教材が用意されており、すぐに仕事で試したくなるような実践的なノウハウが詰まっています。
また、内容は同社のAI研究プロジェクトチームが制作し、敬愛大学情報マネジメント学部の南陽特任教授が監修することで、情報の正確性と最新性を担保しています。企業はニーズに合わせて、コンテンツ単位でのレンタルプランや、新コンテンツが定期的に届くプラン、受け放題プランから選択が可能です。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
AIの使い方を学ぶだけでなく、活用領域や利用タイミングなどの発想を鍛えるというコンセプトが面白いですね。ツールを導入しても現場で使われない、という課題を抱える企業にとって、実践的な解決策になるかもしれません。


















