
freee、AIが直接バックオフィス業務を操作する「freee-mcp」を公開
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フリー株式会社は、AIエージェントが同社のバックオフィスサービスを直接操作できるMCPサーバー「freee-mcp」をオープンソースで公開しました。MCPはAIと外部ツールを接続するプロトコルです。これにより、ユーザーはチャットで指示を出すだけで、請求書発行などの一連の業務をAIに任せられるようになります。AIが業務を自動化する時代において、SaaSの使い方が大きく変わり始めています。
ポイント
- 1AIがfreeeの会計や人事労務など約270本のAPIを直接操作可能に
- 2「請求書を作って」などの自然な指示で一連の業務を自動実行
- 3Claude DesktopやCursorなど主要なAIツールから利用できる
AIエージェントが使うSaaSへ
freeeは、会計や人事労務など5領域のバックオフィス業務を扱うAPIを約270本公開しています。今回公開した「freee-mcp」は、これらのAPIをAIが直接操作できる形に変換するサーバーです。npmパッケージとして公開されており、誰でもインストールして利用できます。
同社の共同創業者でCAIOの横路隆氏は、「SaaSは人が使うものではなく、AIから使われるものになってきた」と述べています。AIエージェントが業務を自動化する「Claude Cowork」のような環境が広がる中で、AIからアクセスしやすいことがSaaSの新たな要件になっているとの認識を示しました。
具体的な利用イメージ
「freee-mcp」を導入すると、ユーザーはClaude DesktopなどのAIツール上で「今月の売上報告書を作成して」や「新入社員の給与設定をして」などと指示するだけで済みます。AIエージェントが裏側でfreeeのAPIを呼び出し、取引先登録から請求書発行、データ集計まで一連の作業を自動で実行してくれます。
この仕組みは、エンジニアのHiroki Nakashima氏が個人で開発したOSSを、会社が公式に引き継いでメンテナンスする形で実現しました。今後は、ローカルインストールが不要な環境の整備や、より安全に利用できる認証基盤の拡充を進めていく計画です。
Q&A
Q. MCPサーバーとは何ですか?
A. AIアシスタントと外部のサービスやツールを安全に接続するための仕組みです。これにより、AIが直接業務システムを操作できるようになります。
Q. これまでのAPI連携と何が違うのでしょうか?
A. 従来は開発者がプログラムを書いてAPIを呼び出す必要がありましたが、MCPを介せば、AIが自然な指示を解釈して自動で適切なAPIを実行してくれます。
Q. どのようなAIツールで使えますか?
A. Claude Desktop、Claude Code、Claude Cowork、Cursorなど、MCPプロトコルに対応した主要なAIツールで利用可能です。

O!Productニュース編集部からのコメント
「請求書を作って」と話すだけでAIが全部やってくれるのは、実務担当者にとっては夢のようですね。経理や総務の定型作業が大きく減りそうです。
引用元:freee株式会社
この記事の著者
O!Productニュース編集部


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