
Graat、熟練者の知見をAIで組織化するコンサルティング「EBAAD」を開始
公開日:
グロース・アーキテクチャ&チームス株式会社(Graat)は、熟練社員のノウハウをAIエージェントとして業務に組み込むコンサルティングサービス「EBAAD(エバード)」の提供を開始しました。多くの企業で個人レベルのAI活用は進む一方、その効果が組織全体の生産性向上につながりにくい課題があります。このサービスは、属人化した知見を組織の資産に変え、持続的な競争力強化を目指す企業のDX推進を後押しします。
ポイント
- 1熟練者の判断基準をAIに反映し、組織で継承・活用できる仕組みを設計
- 2サービスデザインの手法で業務を可視化し、AIが機能する業務フローを再構築
- 33ヶ月間の実務トライアルを通じて、机上の設計ではなく現場で使える状態まで伴走
背景:個人の活用から組織の活用へ
近年、生成AIの導入により個人の業務効率化は進んでいます。しかし、その効果が組織全体の成果や生産性向上に十分結びついていないケースも少なくありません。また、複雑な業務フローやレガシーシステムの運用を、特定の熟練人材の経験に依存している現場も多く、ノウハウの継承や業務品質の平準化が課題となっています。
Graatは、AIを単に導入するだけでは業務変革は起きないと考えています。同社の鈴木雄介代表取締役社長は、AIを業務の流れや役割分担の中に組み込み、個人の知見を組織の資産として活用できる形にすることが重要だと指摘します。EBAADは、こうした「組織のAI活用」への転換を支援するサービスとして立ち上げられました。
サービス内容:3ヶ月で「AI前提」の業務を設計
EBAADは、AIエージェントそのものを構築するのではなく、AIを前提として業務を見直し、成果につながる活用の仕組みを設計するコンサルティングサービスです。提供期間は3ヶ月で、以下の5つのプロセスを進めます。
まず、AIエージェントや大規模言語モデル(LLM)の特性を理解し、AIに任せるべき役割を検討します。次に、サービスデザインの観点から現状業務を整理し、関係者や判断ポイント、属人化している箇所を可視化。その上で、AI・既存IT・人間がそれぞれ担うべき役割を整理し、業務フローを再設計します。
さらに、有識者が持つ判断の観点や進め方の工夫をAIに反映させ、組織で再利用可能な形に変えます。最後に、現場メンバーと実務トライアルを行い、AIが実際に機能するかを検証・改善しながら、運用の土台を構築します。
想定領域と今後の展望
このサービスは、ベテラン社員の判断に依存する業務や、レガシーシステムを人の経験で補っている領域、引継ぎに時間がかかる領域での活用を想定しています。具体的には、業務企画や案件推進、部門間調整、知識活用を前提とした運用業務など、単純な自動化では対応が難しい領域での効果が期待されています。
Graatは今後、AIを省力化ツールとしてではなく、業務を変え、知見を残し、組織力を高める基盤として活用する支援を強化していく方針です。
Q&A
Q. EBAADとは何ですか?
A. 熟練社員のノウハウをAIに組み込み、属人化した知見を組織全体で活用できる業務の仕組みを設計するコンサルティングサービスです。
Q. 具体的にどのような業務の改善を想定していますか?
A. ベテラン社員の判断に依存する業務や、部門間調整、レガシーシステムの運用など、単純な自動化が難しい領域での活用を想定しています。
Q. サービスの提供期間と特徴は?
A. 提供期間は3ヶ月で、業務フローの再設計だけでなく、現場での実務トライアルを通じて実際に使える状態まで伴走する点が特徴です。
関連リンク

O!Productニュース編集部からのコメント
熟練者の「勘所」をAIに移し、組織の標準的な力に変える発想は本質的ですね。属人化に悩む部門のマネージャーが、人材育成と業務改善を同時に進める材料として使えそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部
「日本のすべての企業に、AIトランスフォーメーションを。」をミッションに掲げているGigantic Technologies株式会社によって運営されています。
AIに精通し、2017年設立時から企業のDX支援に取り込んでおり、十分な実績とノウハウを元に情報を発信しています。
公式SNSは以下からフォローできます。
・X:https://x.com/o_product
・Facebook:https://www.facebook.com/oproduct.jp
・LinkedIn:https://www.linkedin.com/company/oproduct/


関連ニュース

FIXER、機密データを守るオンプレミス生成AI「Sovereign GaiXer」の受注開始

Ragate、Microsoft Copilot Studioの導入から内製化まで支援する新サービスを開始

Ragate、M&AのITリスクを最短1ヵ月・498万円から数値化する伴走支援サービスを開始

電通総研、自治体DXの着手点をAIで提案する「minnect AI-BPR」を提供開始

ゴートマン、Claude Code/Coworkの導入支援サービス「Claude導入くん」を開始

Mycat、補助金申請を1分で診断する「補助金1分マッチング診断」を無料公開

GUILD株式会社、現場で技術とビジネスを結ぶ「FDEコンサルタント」特化の人材紹介を開始

AIとコンサルタントが伴走する経営支援クラウド「BizRica」が提供開始

輸入調達の物流コストをAIで最適化、「輸快通快」が正式リリース












