
FIXER、機密データを守るオンプレミス生成AI「Sovereign GaiXer」の受注開始
公開日:
株式会社FIXERは4月8日、組織内の閉域ネットワークで完結するオンプレミス型生成AI「Sovereign GaiXer(ソブリン ガイザー)」の正式受注を開始しました。機密性の高いデータを外部に送信せずにAIを活用したい医療や金融などの組織向けのソリューションです。データの主権を国内で守りながら、生成AIを実務に導入できる選択肢が増えました。
ポイント
- 1外部と通信しない「エアギャップ構成」にも対応し、機密データの漏洩リスクを低減
- 2東京科学大学のLLMを活用し、オンプレ環境でも高速な推論を実現
- 3ハードウェアとソフトを一体化したパッケージで、最短1日での導入を目指す
機密データを扱う組織のAI活用を後押し
FIXERが提供を開始した「Sovereign GaiXer」は、組織の内部ネットワーク内で完全に動作する生成AIの実行環境です。外部クラウドサービスにデータを送信する必要がなく、個人情報や企業の知的財産など機密性の高い情報を安全に扱いながらAIを利用できます。エアギャップ構成(外部ネットワークと物理的に分離する方式)での運用も可能で、セキュリティ要件の厳しい現場での導入を想定しています。
オンプレ環境でも高速動作するLLMを採用
同製品の核となる技術は、東京科学大学と共同研究契約を結び、同大学が開発した大規模言語モデル「GPT-OSS-Swallow」をオンプレミス環境向けに最適化した点です。これにより、外部クラウドに依存せず、自社内のサーバーで低遅延かつ高スループットなAI推論を実現しています。FIXER代表取締役社長の松岡清一氏は、クラウドからオンプレミスまで柔軟な構成で生成AIを実務に活用できる環境を提供する方針を示しています。
検証済みパッケージでワンストップ提供
提供形態は、Lenovo社の高性能ワークステーション「ThinkStation PGX」に、FIXER自社開発のAIソフトウェア「GaiXer」をプリインストールした検証済みのパッケージです。ハードウェアとソフトウェアが一体となっており、導入後の基本設定と動作検証を経て、最短で1日後の運用開始を目指します。価格は一括買い切りで260万円(税別)からです。ソフトウェアの保守更新や運用支援は別途オプション契約となります。
Q&A
Q. Sovereign GaiXerとは何ですか?
A. 企業の内部ネットワーク内だけで完結して動作する、オンプレミス型の生成AIソリューションです。機密データを外部に送らずにAIを利用できます。
Q. 通常のクラウド型AIと何が違いますか?
A. データを自社内で処理するため、外部への情報漏洩リスクが低くなります。ネットワークから物理的に隔離した「エアギャップ」環境でも使える点が大きな違いです。
Q. どのような企業や組織が導入を検討すべきですか?
A. 医療情報、金融データ、製造ノウハウなど、極めて機密性の高い情報を扱う企業や官公庁が主な対象です。クラウド利用に懸念がある場合の選択肢となります。
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O!Productニュース編集部からのコメント
東京科学大学のLLMをオンプレ向けに最適化した点が肝ですね。研究機関の先進技術を、セキュリティが重要な現場にすぐ届けられる形にしたのが新しいです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部


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