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コミューン、顧客の声分析サービス「Commune Voice」を本格提供。AIでインサイト抽出を効率化
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コミューン、顧客の声分析サービス「Commune Voice」を本格提供。AIでインサイト抽出を効率化

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コミュニティサクセスプラットフォーム「Commune」などを提供するコミューン株式会社は、顧客や従業員の声を生成AIで分析するサービス「Commune Voice」の本格提供を開始したと発表しました。コミュニティやSNSに寄せられる膨大な投稿をAIが分析することで、企業は顧客インサイトを効率的に抽出し、商品開発やサービス改善に活かすことが可能になります。

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ポイント

  • 1
    生成AIが膨大な顧客の声を自動で分析し、インサイト抽出の時間やコストを大幅に削減
  • 2
    購入のきっかけや解約要因を特定し、商品開発や広告コピーの改善など具体的な施策に活用
  • 3
    ベースフードやGakkenなどが先行導入し、解約率低下などの成果を創出

AI活用で「集めるだけ」から「理解し活かす」へ

コミューン株式会社が、顧客の声(VoC)や従業員の声(VoE)を分析する新サービス「Commune Voice」の本格提供を開始しました。SNSやコミュニティの発展により、企業には多様な声が寄せられるようになりましたが、その多くが十分に活用されず「集めて終わり」になっているケースが少なくありません。同サービスは、こうした課題を解決するために開発されました。

「Commune Voice」は、投稿データを生成AIで分析し、従来は目視で行っていた作業を自動化します。これにより、企業は膨大な時間やリサーチコストをかけることなく、顧客のインサイトを定量的に評価できるようになります。

商品開発から解約防止まで幅広く支援

このサービスは、多岐にわたる分析機能を備えています。例えば、顧客が商品を思い出し、購入に至る理由(カテゴリーエントリーポイント)をAIが自動で抽出。これにより、効果的な広告コピーの作成やLPの改善に役立てることができます。また、投稿の自動グルーピングやポジティブ・ネガティブ評価、時系列での推移分析なども可能です。

さらに、熱心なファンなど、ユーザーのランクごとに頻出する言葉を分析することで、ロイヤルティを高める要因を特定し、顧客との関係を深めるためのコンテンツ企画を支援します。

すでにGakkenやベースフードで導入実績

本サービスはすでに複数の企業で先行活用されており、具体的な成果も報告されています。ベースフード株式会社では、ユーザーコミュニティの過去投稿を分析して解約要因を明確化し、コミュニケーションを最適化することで解約率の低下につなげました。また、株式会社Gakkenでは、コミュニティの声を新商品の企画に活用しているとのことです。

コミューンは今後、機能をさらに拡充し、顧客データやSNSデータとの連携分析も進めることで、企業のマーケティング施策への貢献を強化していく方針です。

引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部からのコメント

「顧客の声」の重要性は誰もが認識していますが、膨大なデータの分析は大きな負担でした。生成AIがこの部分を担うことで、担当者はより創造的な施策立案に集中できそうですね。今後の活用事例の広がりに期待です。

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