
GVA TECH、リーガルAIキットに人材関連契約プレイブックを追加
公開日:
GVA TECH株式会社は、「リーガルAIキット」で「人材関連契約プレイブック」の提供を開始しました。インターンシップ実施契約、人材紹介契約、労働者派遣契約の3種類に、当事者の立場を反映した計5通の審査基準を追加しました。企業は自社の修正方針や受け入れ不可条件を加え、社内で利用している生成AIに参照させます。AIの回答は法務担当者が確認し、契約書の修正や判断の補助に使う仕組みです。
ポイント
- 1人材関連の契約3種類に、当事者の立場に応じた計5通のプレイブックを追加
- 2自社の修正方針や受け入れ不可条件を組み込み、生成AIの参照基準として利用
- 3既存の生成AI環境で契約書と審査基準を読み込ませ、法務担当者が回答を確認
人材を受け入れる側と供給する側の基準を用意
今回追加したのは、大学・企業間のインターンシップ実施契約、人材紹介契約、労働者派遣契約の3種類、計5通のプレイブックです。契約で確認する観点や修正方針をまとめた資料で、人材を受け入れる側か供給する側かなど、当事者の立場を反映します。
人材関連契約は、自社の立場や取引内容によって許容するリスクが異なります。GVA TECHは、一般的なレビュー案をそのまま当てはめるのではなく、立場に合う審査基準を選ぶための資料として追加しました。
自社ルールを追加してレビューに利用
提供されるプレイブックを基に、自社の修正方針や受け入れ不可条件を組み込めます。 契約書、プロンプト、ひな形と一緒に生成AIへ与え、リスクの洗い出しや修正案の提示に使います。
| 手順 | 担当者の作業 |
|---|---|
| 基準を選ぶ | 契約の種類と自社の立場に合う資料を選択 |
| 自社条件を加える | 修正方針や受け入れ不可条件をプレイブックに追加 |
| 生成AIへ渡す | 契約書とプロンプト・ひな形・プレイブックを読み込ませる |
| 回答を確認する | 法務担当者が内容を確認し、必要な修正や判断に利用 |
公式案内では、AIの回答は最終判断ではなく、法務担当者の確認・判断を補助するものとしています。
利用する生成AI環境と契約条件
リーガルAIキットは、ChatGPT、Copilot、Gemini、Claudeなど、社内で利用できる生成AI環境に資料を渡して使います。専用のAI環境を新たに構築する方式ではありません。
公式サイトではOLGA未契約企業でも単体で利用できると案内しています。一方、生成AIサービスの利用料はキットに含まれず、利用者側で使える環境を用意する必要があります。契約審査の基準を提供するサービスであり、契約書の保管や期限管理の新機能を発表したものではありません。
OLGA AIコンサルティングとの関係
リーガルAIキットは、法務業務での生成AI活用を支援するOLGA AIコンサルティングの一環として提供されています。自社の契約類型や方針に合わせたプレイブック作成、AIレビュー運用の設計など、より個別の支援につながる入口として位置付けています。
GVA TECHは今後も契約類型ごとのプレイブックやプロンプトを更新する方針です。今回の人材関連契約向け資料による審査時間の削減幅や精度の検証結果は、発表では示されていません。
Q&A
リーガルAIキットとは何ですか?
契約書ひな形、法務プロンプト、審査基準をまとめたプレイブックのセットです。既存の生成AIに契約書と一緒に渡し、法務担当者の確認に使います。
追加した契約の種類と通数は?
インターンシップ実施契約、人材紹介契約、労働者派遣契約の3種類、計5通です。人材を受け入れる側・供給する側などの立場を反映しています。
生成AIの利用料も含まれますか?
生成AIサービスの利用料は含まれません。ChatGPTやCopilot、Gemini、Claudeなど、利用者側で使える環境を用意します。
関連リンク

O!Productニュース編集部からのコメント
自社の受け入れ不可条件をプレイブックに加えられます。法務担当者がAIの修正案を確認する際、社内基準と照合する材料をそろえやすそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部
