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議論がその場で戦略資料に。AIナレッジツール「CROSS Graph」登場
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議論がその場で戦略資料に。AIナレッジツール「CROSS Graph」登場

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事業開発を手がけるCROSS Business Producers株式会社が、企業の未来構想と意思決定を支援するAIナレッジグラフ生成ツール「CROSS Graph」の製品版をリリースしました。会議での議論をAIがリアルタイムで構造化し、企業の思考を学習し続けることで、未来の戦略策定における強力なパートナーとなることを目指しています。

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ポイント

  • 1
    会議での議論をAIがリアルタイムで構造化し、その場でスライド資料として生成
  • 2
    世界約200社の信頼性の高い調査会社のデータを基盤とし、未来予測の精度を向上
  • 3
    企業の思考を学習し、各社専属の「AIコンサルタント」としてキャラクター化

CROSS Business Producers株式会社は12月24日、AIと共に企業の中長期戦略を策定するナレッジプラットフォーム「CROSS Graph」の正式リリースを発表しました。このツールの最大の特徴は、会議中の議論をAIがリアルタイムで理解・構造化し、戦略KPIやリスクマップなどをその場でスライド資料としてアウトプットする即時性にあります。

同社は、多くの企業でAIがまだ「効率化の道具」として捉えられている現状に対し、AIを「知性」として育て、人間と共進化する未来を目指しています。「CROSS Graph」は、同社独自の未来予測メソドロジーと、子会社であるデータリソース社が提携する世界約200社の信頼性の高い市場データを統合。これらを基に、各社固有の「ファクトに基づいた未来シナリオ」を生成します。

生成された未来シナリオや会議での議論は、セキュアなRAG(検索拡張生成)環境を通じてAIに記憶され、企業の「知の資産」として蓄積されます。これによりAIは継続的に学習し、企業の文化やビジョンを深く理解した存在へと進化していく仕組みです。

さらに、蓄積された知見は人格化され、各社専属の「AIコンサルタント」としてキャラクター化される点もユニークです。このAIは音声やチャットを通じて、社内外で未来を語るアドバイザーとして機能します。開発には、AI技術でSparticle株式会社、セキュリティ基盤でファイルフォース株式会社が協力しており、安心して「知の伴走者」を社内に迎え入れることが可能です。

引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部

O!Productニュース編集部からのコメント

AIによる業務効率化は珍しくなくなりましたが、企業の思考そのものを学習し、未来予測の“伴走者”になるという発想は新しいですね。会議の質や意思決定のスピードがどう変わるのか、今後の導入事例に注目です。

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