
アドビ、「Acrobat Studio」日本語版を提供開始。PDFがAIと対話するナレッジハブへ
公開日:
アドビは、AIを活用した新プラットフォーム「Acrobat Studio」日本語版の一般提供を開始しました。従来のPDF編集機能に加え、複数の文書をAIが横断的に分析・要約する「PDF スペース」や、デザインツール「Adobe Express」を統合。静的な文書ファイルを、対話可能な「ナレッジハブ」へと進化させることで、ビジネスにおける生産性と創造性の向上を目指します。
ポイント
- 1複数のPDFやWebサイトをAIが横断分析する「PDF スペース」機能
- 2AIアシスタントに役割を与えて回答スタイルをカスタマイズ可能
- 3Acrobat Proの全機能とAdobe Expressを統合し月額3,300円から
アドビが発表した「Acrobat Studio」は、PDFの閲覧・編集といった基本機能に、生成AIによる高度な分析機能とコンテンツ制作機能を統合した新しいプラットフォームです。これにより、PDFは単なる文書フォーマットから、情報を引き出し、アイデアを生み出すための動的な作業環境へと生まれ変わります。
新機能の核となるのが「PDF スペース」です。この機能を使えば、複数のPDFファイルやWebサイトなどを一つのワークスペースに集約し、AIアシスタントと対話しながら情報を横断的に分析できます。例えば、複数のレポートから特定のデータを抽出したり、内容を要約させたりすることが可能になります。AIの回答には出典元へのリンクが表示されるため、情報の正確性を手軽に確認できる点も特徴です。
また、PDFスペース内のAIアシスタントは、「インストラクター」や「アナリスト」といった役割を割り当てることで、回答のスタイルをカスタマイズできます。ユーザーが独自の役割を定義することも可能で、目的に応じた最適なアウトプットを得やすくなっています。
Acrobat Studioには、デザインツール「Adobe Express」のプレミアムプランも含まれており、分析した内容をもとにプレゼン資料やレポートの図版などを手軽に作成できます。もちろん、従来のAcrobat Proが持つPDF編集や電子契約、セキュリティ機能もすべて利用可能です。価格は個人向けプランで月額3,300円(税込)からとなっています。
引用元:PR TIMES

O!Productニュース編集部からのコメント
PDFを「読む・編集する」ツールから、「AIと対話して分析・活用する」ツールへと進化させる意欲的な製品です。複数資料を横断して要約・分析できる機能は、特にリサーチや企画業務の効率を劇的に変える可能性を秘めていると感じます。

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