
HOIPOI、ローコードツール「TALON」のデータを横断検索・AI分析する新機能を無償提供
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株式会社HOIPOIは、同社のローコード開発ツール「TALON」で構築された業務システム向けに、データの横断検索とAI分析を可能にする新機能「TALON 全文検索 & AI Insight」の提供を開始しました。複数の業務画面にまたがるデータを一つの検索窓から探せるほか、AIがデータの異常や傾向を自動でレポートします。業務データの「見える化」と品質管理の効率化を目指すソリューションです。
ポイント
- 1受注や顧客など複数の業務データを、Googleのようにキーワードで横断検索できる
- 2AIがデータの異常や傾向を自動分析し、毎日HTMLレポートを生成する
- 3AI分析はオプションで、APIコストは1日数百円程度から始められる
業務データの「検索できない」「気づけない」課題を解決
HOIPOIが提供を開始した「TALON 全文検索 & AI Insight」は、TALONで構築された業務システムのデータ活用を支援する新機能です。従来、必要なデータがどの画面にあるか分からず、複数の画面を開いて目視で確認する必要がありました。また、データの異常や傾向に気づきにくいという課題もありました。
新機能は、全文検索エンジンにTALONの業務データをインデックス化することで、これらの課題を解決します。ユーザーは一つの検索窓にキーワードを入力するだけで、受注、顧客、在庫など、複数の業務機能にまたがるデータを一括して検索できます。検索結果からは、該当するTALONの業務画面に直接ジャンプすることも可能です。レコードに添付されたPDFやExcelファイルの中身も検索対象となります。
AIが毎日レポートを自動生成、セキュリティとコストにも配慮
もう一つの柱が「AI Insight」機能です。設定したルールに基づく件数の急増・急減などの異常検知に加え、AI(Claude API)がデータを分析して、品質上の問題点や業務リスク、改善提案を含むHTMLレポートを毎日自動生成します。これにより、ブラウザでレポートを確認するだけで、データの健全性を日常的に把握できるようになります。
AI分析はオプション機能です。設計上、AIに送信されるのはOpenSearchの集計結果のみで、業務データの生データが外部に送られることはありません。この仕組みにより、セキュリティを確保しつつ、API利用コストを抑えています。同社によれば、1日あたりのコストは数百円程度から開始可能です。AI分析を使わない場合でも、全文検索とルールベースの異常検知・統計レポートは利用できます。
当面は無償で提供、多様な部門での活用を見込む
この新機能は、TALONバージョン5.1.23以上で利用可能です。HOIPOIはサービス品質向上を目的として、当面の間、無償で提供するとしています。活用例として、品質管理部門におけるデータ不統一の自動検出、経理部門での月末チェックの自動化、情報システム部門でのテストデータ混入の検知、営業部門での顧客情報の横断検索などが想定されています。
HOIPOIは今後も「TALON AI Connect」シリーズの機能拡充を進め、より多くの業務シーンでのAI活用を支援していく方針です。
Q&A
Q. 「TALON 全文検索 & AI Insight」とは何ですか?
A. ローコードツール「TALON」で作られた業務システムのデータを、横断的に検索したり、AIが自動で分析してレポートを作成したりできる追加機能です。
Q. 通常のデータベース検索とどう違うのですか?
A. 受注管理や顧客管理など、別々の画面や機能に散らばったデータを、一つキーワードでまとめて検索できる点が特徴です。どこにデータがあるか探す手間が省けます。
Q. AI分析は必ず使わないといけませんか?
A. いいえ、AI分析はオプションです。AIを使わなくても、全文検索とルールに基づく異常検知の機能は利用できます。
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O!Productニュース編集部からのコメント
どの画面にデータがあるか分からないという、地味だが普遍的な悩みにGoogle検索のような体験で応える発想が秀逸です。経理や営業など、部門を超えて使えそうな汎用性の高さが魅力ですね。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部
「日本のすべての企業に、AIトランスフォーメーションを。」をミッションに掲げているGigantic Technologies株式会社によって運営されています。
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