
Anaplan、AIエージェントで意思決定を高度化する「Agentic Enterprise」発表
公開日:
Anaplanは、企業全体の業務運営をAIエージェントで高度化する新たな運用モデル「Agentic Enterprise」を発表しました。複雑化するビジネス環境において、データ分析の負荷やシステムの分断が迅速な意思決定の妨げになっています。この新モデルは、ファイナンスやサプライチェーンなど主要業務にAIエージェントを組み込み、人が戦略的判断に集中できる体制を目指します。共通のデータ基盤と業務知見を活かし、信頼性の高い意思決定を支援します。
ポイント
- 1AIエージェントが主要業務を担い、人は戦略的意思決定に専念する運用モデル
- 2CFO組織向けエージェントを10月までに提供、年末までに他領域へ拡大
- 3Amazon Bedrock上で展開し、エンタープライズの信頼性とセキュリティを確保
Agentic Enterprise とは
Anaplan が発表した「Agentic Enterprise」は、AIエージェントが業務オペレーションを担うことで、主要な業務プロセスを変革する統合型運用モデルです。ファイナンス、サプライチェーン、人事、営業といった領域において、AIエージェントが定型業務を処理し、人はより戦略的な意思決定に専念できるようになります。このモデルは、共通の計算基盤とデータ基盤を土台とし、組織全体で監査可能な信頼できる唯一の情報源として機能します。
主な特長と技術的優位性
Agentic Enterprise は、企業のあらゆるデータソースからリアルタイムデータを統合し、AIを活用して将来を見据えたシナリオを生成します。大規模言語モデル(LLM)の対話機能と Anaplan の決定論的プラットフォームを融合することで、企業データとビジネスロジックに基づいた、信頼性が高く監査可能な回答を提供します。また、LLMを計算エンジンとして使用する際の高コストという課題に対し、Anaplan のプラットフォームが大規模スケーラビリティと高速処理を低コストで実現し、AIトークン利用に伴うコストを抑えます。
CFO組織向けエージェントの展開
Anaplan は、2026年10月までにCFO組織向けの包括的なスキルベース・エージェント群を提供することに注力します。これらのエージェントは、FP&A、財務オペレーション、調達、コントローラーシップ、税務、監査、リスク管理、IRなど、CFO組織の主要な業務領域をカバーします。自動化、能力拡張、助言のスキルを提供し、人とAIエージェントの強みを組み合わせることで、より効率的かつ効果的な組織運営を可能にします。
今後の展開とパートナーシップ
Anaplan は、年末までにサプライチェーン、人事、営業向けの業務領域に特化したスキルベースエージェント一式を提供する予定です。Agentic Enterprise の開発にあたっては、フォーチュン1000企業のCFOたちが共同開発パートナーとして参画し、戦略的なインプットや実務上のビジネス要件を提供しています。また、デロイトのグローバル Anaplan リードアライアンスパートナーであるEd Majors氏は、Anaplan の Agentic フレームワークが顧客の重要な要件を満たすと評価しています。Agentic Enterprise は Amazon Bedrock 上で展開され、エンタープライズ顧客が求める信頼性、セキュリティ、パフォーマンスを備えた形でAIの本格活用を可能にします。
Q&A
Q. Agentic Enterprise とは何ですか?
A. AIエージェントがファイナンスやサプライチェーンなどの業務を担い、人が戦略的判断に集中できるようにする、Anaplan の新しい運用モデルです。
Q. 従来のAI活用と何が異なりますか?
A. 共通のデータ基盤と業務知見を組み合わせ、LLMの対話機能と決定論的プラットフォームを融合することで、信頼性と監査可能性を高めている点が異なります。
Q. どのような業務領域で利用できますか?
A. まずCFO組織向けに10月から提供を開始し、年末までにサプライチェーン、人事、営業へと対応領域を拡大する予定です。
関連リンク

O!Productニュース編集部からのコメント
CFO組織向けに10月からAIエージェントが投入されるのは、経営企画担当にとって実務に直結する話ですね。月末の締め処理や予実分析の時間が減りそうです。
引用元:PR TIMES
この記事の著者
O!Productニュース編集部


関連ニュース

ChatSenseのNotebook機能、全顧客向けに提供開始

イグニション・ポイント、AIエージェントで新規事業開発を支援する「IXP VECTOR」を提供開始

DataCurrent、業務にAIを定着させる分析エージェント「OwnSight Agent」提供開始

Resource、開発人材を「原価のまま」提供する成果報酬型の開発コスト削減サービスを開始

イグニション・ポイント、研究開発変革を支援する「R&D X」を提供開始

リデル、AIエージェント構築・内製化支援サービスを月額15万円で提供開始

Cursor for iOS パブリックベータ開始、スマホからAIエージェントで開発可能に

アルバイト採用を自動化する「AIバイト面接」がMCP対応しチャット操作可能に

Biz Architects、既存基盤を活かすAI Agent導入サービス「Biz AI Works」を開始

















